第五章 過去との決別 〜ミッドチルダ J・S事件〜
第二話 奪われた鍵
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を届けてくれた
「ありがとう。これで戦える」
デバイスを受け取り、そのまま展開する。またせたな、相棒
「高町一尉!」
後ろから誰かが走ってくる。この声は
「シスターシャッハ」
「グラシア中将の付きで会議室にいたはずでは」
そう、今会議室は防壁により外への出入りが出来ないはずだ。なのに彼女がいるということは
「ドアは有志の方達のおかげで開きました。それで、私も急ぎお三方を追って」
「いったいな「はやてちゃんたちは!?」....なのは。すこし待てよ」
俺がシスターの要件を聞こうとしたがなのはに割り込まれた。まあ俺も気になってはいたが
「お三方とも、まだ会議室にいらっしゃいます。ガジェットや襲撃者たちについて現場に説明を」
「なるほど.....。ならはやてとシグナムのデバイスを届けてくださいますか?」
恐らく彼女はまたグラシア中将の元に戻るだろう。なら彼女に頼んだ方が効率的だ
「承知しました。この身にかけて」
「お願いします」
デバイスを受け取ると、彼女は元来た道を帰っていった。って、なにしに来たんだ?デバイス取りにきたのかな??まあ言わないってことはそこまで重要ではないのだろう。俺はそう判断し、現状の確認をしようとロングアーチ、六課本部と通信しようとした
『ザー.......こち.....アーチ.....現在...撃をうけ....なんと...持ち堪えています.....時間のもんだ....』
「ロングアーチ、ロングアーチ!!くそ!!六課にはなにもない....レリックか!」
「これって、まさか」
なのはとフェイトも青ざめた顔をしている。ノイズが激しくちゃんとは聞き取れなかったが、おそらくこれが意味することは
「多分、六課が強襲されてる。これより前線メンバーは六課に向かい襲撃者の撃退を行うぞ!」
俺は地下通路から抜け出すために出口へと向かおうと足を向けた時
「待ってください!ギン姉と通信が取れないんです!!」
最悪の事態は、俺の予想の遥か上を行っていた
ギンガ・ナカジマさんは俺の記憶する魔導師のなかでもわりと上位層だったはずだ、その人が危機的状況におちいっている
正直俺としてはギンガさんよりも六課の仲間の方が大事だし、ここにいるフォワードメンバーの方がもっと大事だ
でもここで彼女を見捨てれば、スバルに恨まれるだろうし、悲しむだろうな
「わかった。ならスターズはギンガさんの援護を、ライトニングは俺と一緒に六課に行くぞ!」
「「「「了解!」」」」
転移は六課周りの安全がまったく確保されてないからできない、というか止められてる。なら最高速度で空を駆けるしかない
くそ、頼むから誰一人として
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