二十五章
久々の朝鍛錬×監視者小波
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
と軽く会話をしてから走り込みを始めました』
『ふむふむ、明け六つから何で起きたかは気にはなりますが、今歌夜さんが鞠さんと綾那さんに一真様の事について話してます。そこまで書で書きましたので続きを』
『走り込みは躑躅ヶ崎館の裏山を通過した後に人ではあり得ない程の速度を出して、甲斐の街を一周してから御勅使川の川辺に到着しました。それから何やらご主人様が呼び出した人物達と一緒に鍛錬をしていました。朝五つぐらいになってから、もうすぐそちらに戻るようですので私もご主人様を追いかけます』
そう報告してたら一真は既に御勅使川からいなかったので、慌てて追いかけて行った小波だった。一真は草よりも速い速度だったので、小波も本気で追いかけていた。一方躑躅ヶ崎館にいる部屋に詩乃が書いた書を見ていた。鞠と綾那も確かにここ最近の兵達の気配が変わったのは気付いた様子。
「それにしてもハニーは走り込みだけなら、躑躅ヶ崎館にある庭でも宜しいのに」
「もしかしたら最近は朝鍛錬をしてなかったんだと思います。一真様はいつも朝に起きては身体を動かす調練をするそうで、ですがこの世界に来てからはあまりやってないからと聞いています。なので身体が鈍ってないか、確認のためなのでしょうね。それにしても草並みの速度での走り込みというのは・・・・」
「あはははは、一真様は小波さん並みに速度が出せるのは聞いてはいましたがそこまでとは」
「でもでもお頭は金ヶ崎では随分と最前線で動いてましたからね」
「ひよも思うよね、お頭はいつも金ヶ崎の前までは朝鍛錬してた記憶がある」
「鞠も一真と運動会したかったの〜」
「その時は綾那は負けないです!」
上から梅、詩乃、雫、ひよ、ころ、鞠、綾那の順で話していたがそろそろ一真が戻ってくると聞いたので朝食のために皆井戸に向かう。三若もいたが、一真がいないのは知っていたが最近の足軽達の様子が変わったと言っていた。やはり三バカでも足軽達の気配や様子が分かってしまうらしい、それで久遠達が朝食の場にて揃ったところで久遠から昨日の事を言った。もちろん畿内連合の武将達に長尾衆武将、武田衆武将であって昨日召集されなかった者達全員での朝食という事だ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ