第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第二章 第二層攻略
第11話 アルゴとのパーティー
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「やった、レベルが14になりましたよ。シュウさん!」
「よかったな、シリカ」
俺達は今、2層にある迷宮に来ていた。
ついさっき、ビーター以外の攻略組がフロアボスを倒してくれたので、そいつらより早く迷宮に来たわけだ。(つい10分ほど前にキリト達に会ったが、急いで先に行ってしまった)
そして今シリカのレベルが上がったところだった。
ちなみに俺はシリカのレベルアップを優先しているので、レベル16から上がっていない。
…まぁでもあのキリトよりも、少しレベルが上だったから良いけどな。
そしてある程度モンスターを倒したところで、俺は自分のウィンドウで時間を確認した。
「さて、そろそろかな……シリカ、ちょっといいか?」
俺は今隣を歩いているシリカに聞いた。
「はい。なんですか、シュウさん?」
「これからアルゴ達と約束があるんだけど…そろそろ行くか?」
「そうなんですか? 良いですよ、行きましょう」
「分かった」
俺達はレベル上げを止め、アルゴ達との待ち合わせ場所に向かった。
=========================
迷宮から出てアルゴ達との待ち合わせしていた酒場に着くとすでにアルゴとキリト、そしてアスナがいた。そして俺とシリカが席に座るとキリトが立ち上がった。
「えーと、それじゃ……第二層迷宮区到達を祝って、乾杯!」
「かんぱーイ!」
「乾杯!」
「乾杯です!」
「……乾杯」
キリトの言葉にノリに、少々の差はあったが俺達は手に持っていた中ジョッキを飲む。
「ぷっはァ〜!」
「アルゴさん…豪快ですね…」
アルゴに中ジョッキを少しずつ飲んでいたシリカが言った。
「シリカもモット勢いつけて飲んだ方がイイゾ」
「わわわ!! グラスを傾けないで下さいよ!?」
そんなシリカ達のやり取りを見ながら、少ししてからキリト達とマップの情報交換や、昨日アスナにあった事件の事などを聞いた。
どうやらアスナが詐欺にあったらしい、そしてアスナだけでなく他のプレイヤーも…
その事でキリト達はアルゴに仕事をお願いしていた。
アルゴもキリトの事を優先して調べてくれるらしい…
その後にアスナも何かアルゴに依頼をしていた。
俺とシリカはその話を黙って聞いていた。俺達が『手伝おうか?』キリトが『俺達で何とかしてみるよ、それでも無理そうだったらお願いする』と言ってきて、アスナもそれに言葉に頷いて俺達に返事をした為である。
そしてキリト達がアルゴに依頼し終わった後、俺とシリカもキリト達と一緒に店を出ようしたら
「ちょっと待ってヨ、シュー助達」とアルゴに言われた。
と
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ