暁 〜小説投稿サイト〜
鎧虫戦記-バグレイダース-
第010話 苦渋のセンゴク
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ーヒーはもともと眠気覚ましですから
 無理して飲まなくてもいいのではないでしょうか?」

職員の一人が戦国にそう尋ねた。
戦国は机の中から棒付きのアメを取り出して口にくわえた。

「そんなことは前から知ってるけど
 やっぱり飲めたらカッコイイじゃないか。ハッハッハッ♪」


 カタカタカタカタカタカタカタ‥‥‥‥‥


戦国は頬杖を突いて笑いながら片手でパソコンを弄った。


 ヴンッ!


何もなかった空間に突然、映像が照らし出された。
そこには″新人類作成計画 資料名″と書かれており
その下に顔写真と名前だけが表示されていた。


 
 セキレイ  ハト  ボブ  レオナルド  アヴァン  


「この五人が″EVOL″作成の鍵なんですね」

職員の一人が五人の写真を見ながら言った。

「そうだよ。だから、彼らは死体でもいいから回収したいんだ。
 そのためにみんなには頑張ってもらいたいね。ハッハッハッ♪」

人を人として見ない男、戦国は
満面のどす黒い笑みを浮かべたながら言った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ