第010話 苦渋のセンゴク
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ーヒーはもともと眠気覚ましですから
無理して飲まなくてもいいのではないでしょうか?」
職員の一人が戦国にそう尋ねた。
戦国は机の中から棒付きのアメを取り出して口にくわえた。
「そんなことは前から知ってるけど
やっぱり飲めたらカッコイイじゃないか。ハッハッハッ♪」
カタカタカタカタカタカタカタ‥‥‥‥‥
戦国は頬杖を突いて笑いながら片手でパソコンを弄った。
ヴンッ!
何もなかった空間に突然、映像が照らし出された。
そこには″新人類作成計画 資料名″と書かれており
その下に顔写真と名前だけが表示されていた。
セキレイ ハト ボブ レオナルド アヴァン
「この五人が″EVOL″作成の鍵なんですね」
職員の一人が五人の写真を見ながら言った。
「そうだよ。だから、彼らは死体でもいいから回収したいんだ。
そのためにみんなには頑張ってもらいたいね。ハッハッハッ♪」
人を人として見ない男、戦国は
満面のどす黒い笑みを浮かべたながら言った。
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