『Still and All』
[8]前話 [2]次話
生きることは切ない
すべての感情
すべての過去さえ
捨てたとしても
苦しみまでは消えず
結局どう足掻いても
過去は
追いかけてくる
恐いほど深い傷に
僕自身が
引きずり込まれそう
後何度こうして
立ち止まり続ければ
走り出せるの?
太陽も月も
地球さえも
無になってしまえば
ラクになれるのに
今日もまた
無邪気な子供の声に
救われて終わる
イタミだけでなく
色んな事があった
人生8割が
イタミばかりで
僕自身傷塗れで
創られてるけど
それでも
心は心で在って
ちゃんと感じる
冷たい空気や
綺麗な雪景色
美しい月や星も
広大な海も...
優しい草木や
アスファルトから咲く
強い花も...
ちゃんと感じてる
心が在る
死んではない
ほんの少しづつ
歩き出すしか
ない事も解ってる
...頭では...
まだもう少し
もう少し
ひとりで居させて
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ