Data04:シュラン・セルピエンテ
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そのレビィ様です」
緋色の空
「こちらも意外。何で?」
シュラン
「…私はガジル様の側近を自称しておりますから、あの方がどのような方かは誰よりも存じ上げているつもりです。決して優しい性格でない事も……かつて傷つけた方を、守るような方ではない事も」
緋色の空
「……ラクサスの件だね?」
シュラン
「はい。正直に申し上げますと…驚きました。ガジル様が誰かを守ろうとした事には勿論ですが、その相手がかつて痛めつけたレビィ様である事に。あの状況で、放っておくという手もありました。幽鬼の支配者にいた頃のガジル様なら、間違いなく放っておいたでしょう。けれど、あの方はレビィ様を守りました。痛めつけられて、ボロボロだったにも拘らず」
緋色の空
「……」
シュラン
「私は、レビィ様がガジル様を変えたと思っています。そして、きっとこれからも彼女がガジル様を変えていくと。その点において、私はレビィ様を信頼していると言えるでしょう」
Q3
シュランの魔法、蛇魔法について。
蛇は1種類に1匹しかいないのか?また、どれくらいの種類がある?
緋色の空
「魔法の名称そのまますぎるよね…私が言えた事でもないけどさあ」
シュラン
「その通りですね」
緋色の空
「さてシュラン、答えてもらおうか」
シュラン
「仰せの通りに。まず、蛇の数は私の魔力の限り増やせます。現段階では同時に40を維持出来ればいい方でしょうか。次に種類ですが、私も数えた事がある訳では御座いませんのではっきりとした数字は解りません。まあ…約50だと思います」
緋色の空
「そしてその50種類全部が出る訳ではない!」
シュラン
「考える気力と書く体力がないんですね」
緋色の空
「その通り」
Q4
何故メイド服?
緋色の空
「……」
シュラン
「……」
緋色の空
「…何で?」
シュラン
「かつて幽鬼の支配者の方に教えて頂いたんです。東洋ではこのような服装で主に使える女性がいると」
緋色の空
「…ゴメン、日本にいないわ。そんな人。そりゃ大金持ちとかなら解るけどさ、多分そういうのは西洋の方なイメージが……」
シュラン
「そうなのですか?確か“おかえりなさいませ、ご主人様”と出迎えると聞いたのですが……」
緋色の空
「そっちか!世話係系じゃなくて喫茶の方か!だったら東洋かも…いや、東洋か…?」
シュラン
「ガジル様は“違和感しかねえからやめろ”と仰いましたのでやめましたが…」
緋色の空
「言ったんだ!?てかガジル言われたんだ!?」
シュラン
「はい」
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