第六十五話 無敵の友情の証
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[出来るの?]
賢『出来るさ、パイルドラモンと僕達なら…』
ギルモン[なら頼む。走り回ったせいで、オラもうクタクタだ…]
パイルドラモン[行くぞ!!]
要塞から勢いよく出て来たパイルドラモンに驚く太一達だったが、次にパイルドラモンがしようとしていることに更に驚くことになる。
両腰の生体砲に尋常ではない程のエネルギーが収束されている。
パイルドラモンの身体から神聖な何かを感じさせる力が放たれている。
ヒカリ「聖なる力…」
パイルドラモン[デスペラードブラスター!!!!]
先程、オオクワモンに放たれた技と同一とは思えない程の極太のエネルギー波が放たれた。
エネルギー波は要塞を貫き、爆発の原因までも完全に破壊したのか、大爆発はなかった。
フェイト「爆発…しない?」
はやて「よかった…」
大輔『帰るぞ』
タケル「大輔君!!」
大輔『…もう、俺はお前達の仲間じゃないんだ』
それだけ言うとパイルドラモンは去っていく。
その場にタケル達のみ、残された。
光子郎「大輔君と一乗寺君のデジモンが……?」
太一「あぁ……完全体と互角……いや、それ以上の力を持っていた」
空「最後の一撃はまるで究極体のようだった…」
現実世界へ戻ってきた一同は光子郎に向こうであった事を教えていた。
光子郎「……それは……もしかしたら……」
太一「あぁ……」
言葉を交わす事無く、一同…正確には先代の選ばれし子供達は頷き合った。
ヤマト「2年前の…オメガモン……か」
ヤマトの言葉に太一は苦笑する。
丈「まあ……詳しい話は明日にしようよ。もう日が暮れるからさ…」
ヤマト「確かにな…」
光子郎「明日…大輔君も来てくれればいいんですが…いつ、ジョグレス進化が出来るようになったのかを…」
京「無理ですよ、泉先輩…」
テイルモン[デジタルワールドで仲間ではないと言われたばかりだ。流石にもうそんなことでは来ないだろう。]
光子郎「………」
現状では全く推測を出ない事ばかりだ。
太一とヒカリに至っては今までの大輔との日々が偽物と突き付けられ、元気がない。
ゲンナイに連絡をしてみたところ、元々大輔も賢も光が丘出身で、グレイモンとパロットモンの戦いを見ていた子供の一人だったらしい。
大輔は戦いに巻き込まれて重傷を負い、他の子供達と違い、八神兄妹の存在を認知し、敵愾心を抱いていたため、もしかしたら敵になる可能性もあったために記憶操作を他の子供よりも憎しみを好意に変えるなど複雑にしたが、それが逆に敵対はしなかったが、決別という最悪の結果を招いてしまった。
賢は三年前の時は田町にいたことで行方不明となっており、三年前の冒険には加われなか
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