第六十五話 無敵の友情の証
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髪女…なるほど、あいつが…なら、ここで仕留めてやる…!!」
D-3を構えて、女を見据える大輔に、女は笑みを浮かべる。
「今のあんた達に、私を仕留められるかしら?貴重なダークタワーを破壊しまくって消耗しているあんた達に…」
ブイモン[(こいつ…)]
ギルモン[(見透かされてっぞ…)]
事実を言われ、歯軋りデジモン達。
しかし、こちらにも切り札はある。
大輔「賢、ジョグレスだ!!ジョグレスで一気に片付けるぞ!!」
賢「…ああ!!」
ブイモン[準備OKだぞ大輔!!]
ワームモン[行くよ!!]
残る力をかき集め、ジョグレス進化しようとした直後、女は笑みを深めた。
D-ターミナルに光子郎から大輔へのメール。
無視しようとしたが、女が口を開いた。
「メール、見てあげたら?それくらいの時間くらいあげるわよ」
馬鹿にするように言う女に殺意が沸くが、大輔はメールを見る。
大輔「っ…これは」
フェイト「大輔?…これ!!?」
賢「あの要塞が爆発する…!!?」
はやて「ちょ、ちょいと…流石にやばいでこれ!!?」
「さあ、どうする?このまま私と戦って、要塞が爆発するのを放置するか、それとも爆発を止めに行くか。あんたの仲間も…ああ、元仲間だったわね。あんたにとってはどうでもいいかしら…ねえ、光が丘テロの被害者、本宮大輔」
大輔「……死にてえか?」
「あらあら怖い怖い。まあ仕方ないわよねえ?誰だって嫌いな奴と一緒にいたくないものねえ…」
明らかに大輔の反応を見て、楽しんでいる女だが、次の瞬間、後悔することになる。
大輔「ダスクモン」
ダスクモンの名を呼ぶのと同時に、大輔の身体が闇に包まれ、ダスクモンと融合する。
「そ、そいつは…」
あまりの威圧感に冷や汗を流す女。
ダスクモンの妖刀・ブルートエボルツィオンが妖しく輝く。
大輔『俺を怒らせたことを後悔するんだな』
ゴーストムーブを使い、女を蹴り飛ばすと女の胸にブルートエボルツィオンを突き刺そうとするが、スティングモンが妨害する。
ダスクモン[…何をする?]
スティングモン[今、僕達がしなくてはいけないのは、この女を倒すことじゃない。要塞の爆発を止めることだ]
正論を言われて、大輔は閉口する。
融合を解除すると、蔑みの視線で見下ろし、吐き捨てる。
大輔「見逃してやるから消えろ、今すぐ」
「くっ…次に会う時まで、覚えてなさい。タダじゃ済まさないからね!!」
はやて「ありきたりな台詞…」
賢「すまない大輔」
大輔「構わないさ。今は爆発を止めなきゃな。行けるか?ブイモン?」
ブイモン[勿論!!]
こうして、大輔達も要塞に向かう。
タ
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