二十五話:作戦会議は重要だよな
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たからな。
「さて、決まったのなら、早速エクスカリバーの奪還に挑みたいのだが……私に考えがあるんだ。
少し外に出てついて来てくれないか?」
「分かった。みんな、行こう………小猫?」
ゼノヴィアに何やら案があるみたいなのでみんなと一緒に外に出ようとしたが何故か小猫だけが
ボーっと立ち止まっていたので他のみんなには外に出て貰っている間に呼びに行く。
俺が声を掛けるとビクッとしてしまい、何だか悪い事をしたような気分になってしまったが時間もないので再度、外に出る様に促す。
「小猫、早く行くぞ」
「……懐かしい…落ち着く、匂いがします」
「匂い?」
「……はい。……ルドガー先輩、今度また遊びに来てもいいですか?」
懐かしい匂い……そんな匂いが俺の家にあるのか。
正直俺には良く分からないけど……まあ、自分の家の匂いっていうのは自分には分からないって言うしな。多分そのせいだろ。それと小猫が家に遊びに来る分には何の問題もない。
というか、どちらかと言えば大歓迎だな。やっぱり賑やかな方が楽しいしな。
もし、機会があったら黒歌達にも紹介しよう。
そんなことを考えながら俺は小猫を連れて家から出て行った。
だからだろうか、その時、俺達の後ろ姿を突如現れた俺の想い人が見つめていることに気づかなかったのは……。
「…………白音」
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