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ルドガーinD×D (改)
二十五話:作戦会議は重要だよな
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に放置しておいたけど、
まさか、生きているとは思わなかったな。
仕方ない、今度は床に落ちている塵ゴミみたいにしてやるとするか。
酷い? あんな奴に情けを掛ける必要なんてないだろ。


「あの時は冷静さを欠いていたせいで負けたんだ……でも、今度は失敗しない。今度は僕を支えてくれる仲間がいるからね」


そう言ってイッセー達の方を見る祐斗。そのことに反応してドンと胸を叩くイッセー。
イッセーが祐斗を変えたのか……何だかんだいってイッセーは心が本当に強いな。
そして、小猫も少しだけ胸を張る。

……うん、無いな、何がとは口が裂けても言わないけど。
だってそんなこと言ったら間違いなく殺されるだろうし。でも本当に平たいな。


「……この釈然としない苛立ち……これが怒り…?」


まずい、小猫が何かに感づいたみたいだ。今度からは思う事も無くさないとな。
そうじゃないと俺の命が幾つあっても足りないような事態に陥りそうだからな。
自業自得? ………いや、でも男ならどうしても思ってしまうだろ?

ロマンを追い求める心は誰しもが持っているんだからな。
この思いを止めることは誰にもできない!
後、俺は別に大きい方が好きという訳じゃないからな。

好きになってしまえば大きかろうと小さかろうと関係ない。
偶々、黒歌が大きかっただけだ。だから、俺は黒歌のたわわな果実に惹かれて好きになったわけじゃない。俺は黒歌の全てが好きになっただけなんだ。

………あれ、俺はなんでこんな事を考えているんだ?
黒歌に会えないこの時間がもどかしいのか?
……取りあえず、話に戻らないとな。


「あの時、もし、話し方が何だかイライラする男がフリードに撤収を指示していなければ僕は負けていたと思う」


話し方が何だかイライラする男……なぜだろうか、物凄く知っている人間のような気がする。
もしかして俺の嫌いな人間ランキング堂々一位のあいつじゃないよな。
兄さんに顔を踏まれて靴の跡が出来たからサングラスをかけていたあいつじゃないよな。
それにしてもあれは兄さん良い仕事したよな。あれ、絶対狙ってやっただろ兄さん。
そういうところに憧れるし、痺れるんだよな。と、今は確認をする方が先だな。


「なあ、祐斗。そのイライラして殴りたくなる奴って、もしかして趣味の悪い赤いスーツを着ていて、これまた趣味の悪い長い髪にメッシュを入れている、タレ目で、見ているだけで殺意が湧いてくる男じゃないよな?」


「……えっと、取りあえず特徴はあっているけど……なんでそんなに棘のある言い方なんだい?」


まさか、本当にリドウだとはな……あいつ何をするつもりだ?
この前会った時は自分の生きたいように生きると言っていたけど、
今回の
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