一難去ってまた一難?
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撫でるのであった。
ナミ「うん・・・ありがとね」
ナミも微笑むのであった。そして宴は三日三晩続いたのである。当然途中で抜け出す人もいたが、休んでから直ぐに戻ってくる。俺達も1度家に帰るのであった。
ユウ「ん〜!!久々の我が家だな」
ベルメール「そうだね」
ノジコ「・・・・・・」
ナミ「・・・・・・」
ユウ「どうしたんだ二人とも?」
帰ってから、ずっと黙っている二人。
ユウ「疲れたのか?今日は色々あったしな。少し休もう」
そして俺達は眠るのであった。寝ていると、俺の布団がモソモソと動いている。中を覗くと、ナミとノジコがいた。
ユウ「・・・何してるんだ?」
ナミ「えっと・・・」
ノジコ「その〜・・・」
二人は、気まずそうにお互いの顔を見合わせる。
ノジコ「・・・ハッキリ言うわ。ユウ兄、アタシやナミを好きにして!!」
ユウ「はっ!?急に何を言い出すんだお前は!!」
突然の告白に、戸惑う俺。
ノジコ「アタシは昔からユウ兄が大好きだった!でも、あの日ユウ兄はアタシ達を助ける為に、自分を犠牲にした!!失ってから、初めて自分の気持ちに気がついたの!!」
ナミ「うん。だから、ノジコと相談してこうなったの」
ユウ「・・・お前達の気持ちは嬉しい。俺もお前達が好きだ。けどな、流石にベルメールさんもいるんだ」
ベルメール「アタシは構わないよ?」
俺はドキッとしながら、ベッドの方を見るとベルメールは起きていた。
ベルメール「二人の行動は予想できたからね。アタシに構う事ないよ」
ユウ「いやいや!!普通気にするでしょ!!」
ベルメール「別に気にしないさ。アタシも混ざるんだからね」
ユウ「・・・はい!?」
俺は今、おかしな言葉を耳にした気がするんだけど?『アタシも混ざる』?何言ってんの??
ベルメール「というわけで」
ノジコ「覚悟は」
ナミ「出来てるわよね?」
三人が、俺にジリジリと寄ってくる。
ユウ「ちょっ!待ちなさい!!三人とも!!落ちつい・・・やめ、あ・・・あ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
俺の声が、夜空に響き渡ったのであった。
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