69章 信也の妹の利奈、早瀬田大学に合格する
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わたし、大学入試に合格しちゃったわよ!」
ちょっと、ふるえる声の、しかし、元気な利奈の声であった。
「そうか、利奈ちゃん!おめでとう!利奈ちゃんなら、合格すると思ってたから、
おれは何も心配してなかったけれど。そうかぁ、いやぁ、よかった、よかった、
おめでとう!」
何かの夢の中にいた信也は、これって現実なのかと、ふと思ったけど、
利奈の受験の合格の知らせを、自分のことのように歓んだ。
「詩織ちゃん、利奈が、おれたちの早瀬田に、無事に受かったんだってさ!よかったよ!」
「そうなんだ。よかったわよね。わたしも、すごっく、うれしいわ!しんちゃん、おめでとう!」
すやすやと気持ちよさそうに眠っていた詩織は、目覚めると、そういって、信也の胸に顔をうずめた。
≪つづく≫ --- 69章 おわり ---
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