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魔法少女リリカルなのは strikers〜銀拳の魔導師〜
第二話
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「まぁ、気を取り直して行こうぜ。」

〈そうですね……ところで、よかったのですか?ルポとデイトナを部屋に置いてきて?〉

「アイツらがいてまともな挨拶できると思うか?」

〈…………………ですね。〉

少し息を整えて、部隊長室のブザーを鳴らす

ビーーーー

「はい、どうぞ。」

「失礼します。」
















〜機動六課隊舎 部隊長室〜


ここは古代遺物管理部機動六課。そこの部隊長こと私、"八神はやて"は四年の歳月を掛けてこの部隊を完成させました。これから隣にいる私の愛機"リイン・フォースU"や守護騎士達、なのはちゃんやフェイトちゃん、部隊の皆で頑張って行こうと思うてます

「〜〜♪♪このお部屋も、やっと隊長室らしくなったですね♪」

「ふふ♪そうやね、リインのデスクもちょうどええのが見つかってよかったな。」

「えへへ、リインにぴったりサイズです。」


ビーーーー


「はい、どうぞ。」

なのはちゃんとフェイトちゃんもう来たんかな?

「失礼します。」

男の人の声?グリフィス君の声にしてはやたらと渋いけど…………

「本日より機動六課に出向することになりました。檜森 駿樹三等空尉です。」

扉の前にいたのは眼鏡をかけたコワモテの男性だった

「あっ……あぁ。ど、どうも部隊長の八神 はやて二等陸佐です…………」

な、なんや書類で見たのに比べるとえらい迫力違うな…………リインに至っては完全に固まってもうてるし……

(リイン!リイン!)

(……………………………ッハ!!)

「し、失礼しました。リイン・フォースU空曹長です。」

念話で放心状態のリインを元に戻した私は再び檜森三等空尉との話を進める

「もうすぐ、二人の分隊長が来るはずですから。それまで少し待っててください。」

「了解しました。」

……………う〜ん……これは………

「あの………別に敬語で話さなくてもいいですよ?檜森三等空尉の方が年もキャリアも上なわけですし……………それに魔導士組の階級なんて飾りみたいなもんですから、他の部隊員達にも気軽に接してあげて下さい。私達も出来る限りそうするつもりですから。」

などと、色々理由を並べてはいるが本当はこのコワモテ顔に敬語で話されることにとてつもない違和感を感じているだけなのだ………はよ来てくれへんかな……二人とも……

「……………わかった。」

(何故、少しホッとしているのですか?)

(いや、俺……あんまり敬語は得意じゃないから………)

(マスター、一応は社会人なのですからそれくらいきちんとして下さい。)

(はい………すみません。)
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