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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-10 すべての終わり
Story10-5 想いの力、最後の走り
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は盾で防いだ。
しかし、盾には亀裂が。
「なに!君のどこにこんな力が…………!」
「俺は…………この世界で大切なことをたくさん学んだ。
大切な仲間と出会った。
いろんな経験もした。
だから…………感謝してるよ、お前には」
「ほう…………」
「だけど…………それとは別だ。
あんたは…………たくさんの人を傷つけたんだ。体だけじゃない、心も。
システムは完璧だろう。
俺たちプレイヤーに越えられるものじゃない。
だとしても! 人の想いは、願いは!
いつか…………すべてを越えて…………変えていく!
だから……お前に見せてやる!
俺が……俺たちが! 2年間紡いだ……
想い
(
絆
)
の力を!」
その瞬間、俺の体が金色の光に包まれた。
「これは…………あのときの…………」
「まさか…………SEEDスキルを完全習得するとは…………」
「SEED Mode-Destiny…………これがSEEDの真の力……」
すべてを越えた速さで守れるものを守りたいという俺の願いが形になったんだと思う。
光が消えた後、俺の姿は変わっていた。
髪に青いメッシュ、瞳は暗い青、コートの色は蒼と黒が反転している。
現在の敏捷力に補正がかかる。
あわせてイグニッションドライブ、ソードユニゾンを発動する。
「ふむ…………」
「俺のラストドライブだ。
最後のひとっ走り……最初からトップギアで!!!
最後まで付き合えよ!! 茅場……晶彦!!!!」
ヒースクリフとの光速バトルが始まった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
第3者side
オーバーアシスト状態のヒースクリフが攻撃する。
それをなんなく回避するシャオン。
その間を確実に突いていき、HPをじわじわと削っていく。
その間にシャオンはどんどん加速していく。
やがて、ヒースクリフもシャオンのスピードに追い付かなくなった。
「フルアクセル・ストライクエンド!」
「そのくらい…………!」
ヒースクリフの視界からシャオンの姿が消えた。
「どこだ!」
「オーバーアシストねぇ…………アシストされても俺の方が速いな」
一瞬で叩き込む48連撃。盾の合間を通す完璧な攻撃。
「ぬおおっ!」
――この世界を終わらせる! そのために…………
加速していくシャオンのスピード。
「
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