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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-10 すべての終わり
Story10-4 越えられない壁
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の打ち合いがずっと続いていた。

シャオンは剣を振り、その合間にヒースクリフが一撃を加える。


ガキン ガキン ガキン



SEED Mode-Acceleration状態のシャオンはとても速い。

しかし、ヒースクリフの防御力も圧倒的だ。

「うおおおっ!」

「ふん!」

シャオンは己の剣を振り続け、ヒースクリフは防御しつつ攻撃する。

――弄ばれてるのかっ…………

くそっ…………このままじゃ…………

「うおおおおおおお!」

しびれをきらしたシャオンは最大級の一撃、連二刀流スキル75連撃技〔スターライト・ライジングアクセレア〕を放った。





しかし、シャオンの連二刀流スキルを考えたのは茅場晶彦。

ヒースクリフの口元には笑みがあった。

剣はヒースクリフの盾に弾かれていく。


――しまった…………

そして、最後の一撃が盾にむなしくあたった。



SEED Mode-Accelerationで技後硬直はすぐに解けた。

だが、ヒースクリフのオーバーアシストの速さに対応しきれないシャオン。



「ぐあっ…………かはっ…………うああっ…………」


シャオンをヒースクリフの剣が切り裂いていく。


「ふんっ!」

「ぐあああああっ! 」

ドガッ

「ぐっ…………」

バタン


シャオンは一撃でBoss部屋の端まで飛ばされ、倒れた。



かろうじてHPは残っている。


が、気を失ってしまった。




そして、ヒースクリフはシャオンに歩み寄る。

「これで終わりだ…………シャオン君」

シャオンの頭上にヒースクリフの剣が振り下ろされ…………










なかった。



フローラが剣で防いだのだ。

「シャオン君は私が守る…………」

「ふむ、どうやって麻痺から回復したのか知らないが、1対1の邪魔をするのはやめてもらおうか」

「ここは絶対にどかない…………はああっ!」

フローラはなんとかヒースクリフをシャオンから遠ざけた。

「しょうがないな…………システムコマンド、ペインアブゾーバをLv4にダウン。

これでも立ち向かってくるかな?」

「私が守らなきゃ…………いけないの!」

そういったフローラの足は震えていた。

「はああっ!」

「ふんっ!」

フローラの剣とヒースクリフの剣が交差した。


しかし、フローラの力ではヒースクリフにかなわない。




やがて、力負けしたフローラの右肩にヒースクリフの剣が斬りつけた。

「きゃああああああ!」

フローラ
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