ナンの実力
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ナンは身長は190センチくらいで身体もかなりデカい。
右手には曲刀を持っている。
「威勢だけで掛かって来んのか?」
ナンが俺に曲刀を向けながら話す。
「ふん、威勢だけの餓鬼が調子に乗りやがって……」
「今だ!」
俺はナンがペチャクチャ喋って油断しているところを狙った。
「はぁぁぁぁ!流れ星ぃぃぃ!」
俺は地面を思いっきり蹴ってブーストを掛けた。
「な、何だと!」
ナンは突然の不意打ちで躱すことが出来ない。
「くっ………!」
「うりゃあぁぁぁ!」
ナンは流れ星を曲刀で止めに来る。
キィィィィーン!!
武器が衝突し合う音が響く。
「くぅ……!」
ナンはブーストしていた流れ星で軽く後ろに飛ばされた。
「仕留め損ねたか……」
「ほう餓鬼やるな…正直舐めてたぜ」
「ゴキブリに褒められても嬉しくないね」
「ここから本気出してやる……覚悟しとけよ」
「へっ!来いよ!」
「グランドブレイク!」
ナンは曲刀を地面に叩きつけると大地が揺れ始めた。
「な、何!?」
「俺の別名知ってるか?」
「!?」
「【大地の使い手】だ」
その瞬間、地面から無数の岩が出現し赤虎を襲う。
「くっ……!」
赤虎は岩から逃げまわるがドンドン追い詰められる。そして………
「ぐわぁぁぁぁっ!」
赤虎を岩が捕らえた。
空中に飛ばされた赤虎を更に岩が襲う。
「これで終わりだ」
ナンが空中に巨大な岩を出現させ赤虎に放つ。
「ファースト!」
「ぐあっ!」
「セカンド!」
「ぐうぅ!」
「サード!」
「がふっ!!」
ナンが出現させた岩が絶え間無く赤虎を襲う。
「さらばだ、奥義トライキルストーン!」
最後に巨大な3つの岩が赤虎を襲った。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「呆気なかったな」
赤虎が地面に落ちてくる。
「そんな……赤虎!」
「次は嬢ちゃんか?」
渚はナンを睨んだ後赤虎に駆け寄った。
「赤虎大丈夫!?」
「………渚時間を…稼いで…くれ……」
「……………!うんわかった」
渚は赤虎に薬草を握らせるとナンの方に向かった。
「次はあたし……暁 渚が相手よ」
「ほうその構え出来るな…」
「一応暁流の7の型まで取得してるからね」
「7の型だと?お前さっきの餓鬼より強いな」
「お喋りはお終いよ、暁 渚参る!」
渚はナンに向かい走った。
「はあぁぁぁ!暁流1の型 疾風!」
「甘いぜ!ロックガード!」
ナンの前に岩が出現し疾風を止める。
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ