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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-9 新婚生活
Story9-7 助けに行こう
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知っていたはずだ。
だが、反目していたとは言え、同じギルドのサブリーダーがそこまでするとは思わなかったのだろう。
あるいは、思いたくなかったのか。
「いい人過ぎたんです。
ギルドのリーダーの証である約定のスクロールを操作できるのはシンカーとキバオウだけ。
このままシンカーが戻らなければ、ギルドの人事や会計まで全てキバオウにいいようにされてしまいます。
シンカーが罠に落ちるのを防げなかったのは彼の副官である私の責任。
私は彼を救出に行かなければなりません。
でも、彼が幽閉されたダンジョンはとても私のレベルでは突破できませんし、軍のプレイヤーの助力はあてにできません」
「で、俺たちに協力してもらおうと来たわけ…………か」
「無茶なお願いなのは重々承知の上です。どうかあなた方のお力を貸してはいただけませんか?」
シャオンはすこし戸惑った。
「助けてあげたい。けど、今はこの話が本当だと言う確証が得られない。それに、俺だけの判断でみんなを危険には合わせられない」
今まで話を聞いていたフローラが口をひらいた。
「シャオン君信じてあげようよ。ユリエールさんいい人そうだし、ね?みんなもそう思うでしょ?」
「そうだね。キリト君もいい?」
「だな。シャオン、疑うくらいなら信じてやろうぜ?」
「みんな…………わかった、行こうか」
「あ、ありがとうございます!」
ユリエールの顔が明るくなり、深々と頭を下げた。
子供達にも、この人がいい人だから助けてあげて、とお願いされ気合の入ったシャオンだった。
Story9-7 END
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