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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-9 新婚生活
Story9-6 実力の差
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も圏外行くか、圏外?おぉ!?」

「それは本気でやってもいいということ、だよな…………
ずいぶんと威勢がいいな」

「てめぇ!なにがおかしい?」

「アンタ、そいつらの中じゃ最も腕が高そうだが」

「当たり前だ!俺がこのグループのリーダーだからな!」

「リーダー、ね。バカの集まりかと思ったよ」

「なんだと!貴様軍をバカにする気か?!だったら斬られても文句はないんだな!」

「文句ないよ、俺に触れることができたらの話だけどな。

フローラ、剣、パス」

「ほいっ!」

鞘に入ったままのムーブドミューズプレーヤーを背中に装備し、剣を抜き取る。

「サンキュー、フローラ。


んじゃ、ひとっ走り付き合えよ」

ギャリィン

俺は言葉と同時に相手を斬りつけた。

圏内なのでダメージはないが、ノックバックが発生する。

「ぐううううう!なんだ!この一撃の速さは!」

「戦闘の一度も経験してないやつが俺に勝てると思ってんの?」

「くっ、全員かかれ!」

『ウオオオオオオッ!』

「フローラ」

「はいきた!」

俺はフローラからブレードオブホーリークロスを受け取った。

『くたばれぇぇぇぇ!』

「こういう感じのバカは集まっても…………こういう感じのバカだよな。

連二刀流スキル、ラウンドサークル・スレッジ」

広範囲を攻撃する連二刀流スキル。
こういうところで使いたくなかったんだけどな、頭にきたんで使ってやった。






男たちは吹き飛び、その場に倒れこんだ。

何人かが叫ぶ。

「や、やめてくれ。い、いのちだけは、たすけてくれ!」

「どうするかな…………」

「ひぃぃーーーー」

男は悲鳴をあげて走り去ろうとするが俺は鍛え上げたステータスにより男に剣の柄で突きを放った。

「ぐっ…………」

「二度と…………徴税とかそういう行動すんな。
攻略とかできないならやるなと軍に伝えておけ。

それができないなら…………軍を潰すからな、覚悟しとけ」

俺は捨て台詞のように言うと、軍の男たちに背を向けて仲間たちのところへ戻った。

「あ、あの〜シャオンさん?」

「あ、すみません。変なところをお見せしまして」

「い、いえ、それより本当にありがとうございました」

「気にしなくていいですよ。俺はあんな連中が大嫌いですから」

「それにしても、シャオン君って本当に軍が嫌いよね」

「いや、俺は軍そのものじゃなくて軍の雰囲気とか、あんな連中が嫌いなだけ」

「す、すげぇ〜!」

「兄ちゃんかっけえぇー!」

「な、なんか照れるな…………」

俺は、あっという間に子どもたち
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