悪魔の実
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白ひげさん達と別れてから暫くが経ち、今はグランドラインにいる。
ユウ「このまま順調に行けばいいんだけどな」
俺は空を見上げながら言う。
ユウ「そういえば、そろそろ食料が無くなりそうだったんだ。近くの島で買うか」
俺は船を近くの島に向けるのであった。到着した島は、砂漠の島だった。
ユウ「暑い〜!!」
到着後の一言がそれである。
ユウ「取り合えず町に行って、水や食料、後薬なんかを買わないとな」
俺は船を港に停めて、町に向かった。そこで食料などを買ってると、珍しい果物を見つけた。
ユウ「随分と珍しい果物だな」
「おっ♪お客さん買ってくかい?ウチに置いてても売れないからね。欲しいなら持ってってくれていいよ」
ユウ「そうか?なら貰ってくよ」
「まいど♪」
俺は変わった果物を貰って今日は宿に泊まることにした。宿の部屋に入ると、早速買った果物を食べてみる。
ユウ「ウッ!?なんじゃこりゃ!!マズ!!」
食べた果物は、腐ってるんじゃないかと思うくらい不味かった。すると、部屋の扉がノックされる。
「失礼します。食事をご用意いたしました」
ユウ「ペッペッ!あ、ああ。開いてるから入って下さい」
「失礼いたします」
宿の人が、食事を持って入ってくる。すると、俺が持っていた果物を見て言う。
「おやお客様、悪魔の実を食べられたのですか?」
ユウ「これ悪魔の実だったの!?」
「はい。私は少し悪魔の実に詳しいので」
ユウ「へ〜。この実が何の実か分かりますか?」
「これですか?・・・確か《マジマジの実》だったはずです」
ユウ「マジマジの実?」
「はい。その実の能力は、この世に存在する様々なマジックが使える能力だそうです」
ユウ「そうか・・・ありがとうな。お陰で色々分かったよ」
「お役にたててよかったです。それでは夕食は此方に置いておきますので」
そして、そのまま部屋を出ていった。夕食を食べ終わった俺は、早速悪魔の実の能力を試すことにした。
ユウ「マジック能力って言ってたけど・・・」
俺はテーブルにコップを置き、それに向かって指を鳴らす。すると、コップには何も起きないが、代わりに俺の姿が消えていた。
ユウ「うおっ!?姿が消えてる!!?」
慌てて指を鳴らす。すると元通りになる。
ユウ「焦った〜!まさか姿が消えるはな。けど、かなり鍛えれば十分戦力に出来そうだな」
それから俺は、一年近く能力をものにするため修行に明け暮れた。《マジマジの実》の能力も一通り使いこなせるようになったしな。因みに、この国を襲おうとする海賊も、能力や修行の為討伐していた。すると、この国の国王である《コブラ》と言う人に宮殿
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