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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-9 新婚生活
Story9-4 パパ、ママ
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?」

「それでもいいんなら、俺は止めない」

そういって、俺たちはユイとレイにマスタードたっぷりのサンドイッチを渡した。

2人は一個ずつ受け取って、じっくり見てからかぶりついた。

一口飲み込んで、

「おい、しい」

「か、からい、パパ、お水……」

ユイは笑顔に、レイは涙目になった。

俺はレイをだいてやり、『そいじゃあ、フルーツタルトを一緒に食べよーな』と言ってやると、笑顔になった。

ユイのほうはキリトに『根性のあるやつだ』と頭を撫でられていた。
調子に乗って夜は激辛フルコースにとか言ってたらアスナに『そんなのつくんないからね』と釘をさされていた。


6人でいつより賑やかな朝食を取り、すこしの間だが本当の家族のようになった。

食事を終えて、肝心の話題に入った。

「これからどうする?」

「そーだな…………

とりあえず第一層はじまりの町に行って、この子のことを知っている人を探そっか。あてはないけど、なにもしないよりはいいだろうし」

「そうね。そうしましょう」

「私もそれでいいわ」

全員一致で決まった。

「あ、今あそこは、軍のテリトリーだから、全員念のため武器を頼む」

「「「わかった((わ))」」」

俺たちは装備を整えた。

といってもアイテムストレージに格納しただけなのだが…………

「さて、2人ともお出かけするわよ」

「おで、かけ?」

「そうよ、ユイとレイのお友達を探しに行こうね!」

「と、もだち?」

「ユイとレイを助けてくれる人のことね。

あ、お着替えするから、こうやって、手を振ってごらん」

アスナはお手本を見せるように、右手を振った。

しかし、2人のウィンドウは開かない。

「やっぱり、何かシステムがバグってるね」

「けど、ステータスを開けないってのは致命的過ぎるって。これじゃ、何もできない。


あ、そうだ、今度はさ、左手でやってごらん」

「シャオン、ウィンドウは右手でだすんだぞ。そんなことも覚えてないのか?」

「物は試しよう、って言うだろ?」

キリトが若干馬鹿にしながら言うが俺はそれを華麗に流して子供たちにうながした。

すると、途端に手の下に紫に光るウインドウが表示される。

「でた!」

「でたよ、ママ!」

「なっ?だから言ったろ?」

俺はしてやったりといった顔でキリトをみながら言った。

そして、俺はウィンドウが表示されて、喜んでいる子どもたちの頭を撫でてやる。

「えらいぞ!悪いけど2人のウィンドウみせてくれないかな?」

そういって俺は子供たちに可視化ボタンの場所を教えてウィンドウを覗き込んだ。

「な、
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