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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-9 新婚生活
Story9-1 繋がる想い、ここにあり
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celeration イグニッションドライブもきれる。

しかし、その副作用も強く、精神的な消耗がとてつもなく大きい。


「はぁ……はぁ……終わった…………体力の消費が激し…………」



バタン


緊張の糸が切れたシャオンはその場に倒れてしまった。















◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
















「シャオン君!」

「んあ…………フローラ、無事か?」

「うん。無事よ。

でも……でも…………」

「どうした?」







「でも……私は……
私はあと何回…………こんなのを経験しないといけないの…………」

「何が?」

「だって……私……シャオン君に迷惑しか…………」

「いや、そんなことは…………」

「はっきり言って!!出会ったころも、48層のクエストも!55層の時も!ずっと!ずーっと!私…………シャオン君に迷惑しかかけてない…………

今日だって……SEEDを発動させて…………」

フローラの目には涙が溢れていた。

「いつか私が……シャオン君を間接的に殺してしまいそうで……怖い…………」

「…………そんなこと考えてたのか。




ここで話すのもあれだし、帰ろうか」

無言で頷くフローラ。

二人は転移結晶でソーレンスに戻った。















◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

















52層 ソーレンス 二人のホーム

二人で家に戻ると、シャオンはフローラをベッドに座らせた。

「シャオン君…………」

「今日、フローラの気持ちが知れて、俺はよかった」

「え…………?」

「そこまで俺のこと気にかけてくれてたことに、初めて気づいたんだ」

「そんな……私は迷惑…………」

「あんまり気負うなよ。迷惑とか頼ってばかりとか考えない方がいい」

「でも、シャオン君に頼ってばかりで……頼られようとしても迷惑になって…………」

「人には可能不可能、得意不得意があって当然なんだ。

俺にだって不可能なことや不得意なことはある。

でも、不得意とか不可能とか意識して直そうとしても、なかなか直らないだろ?

だから、自分の得意なこと、出来ることをやればいい」

「得意なこと……出来ること…………」

「フローラは優しい人だよ。誰かを全力で助けようとする。

48層のクエストの時だって、瀕死の俺を圏内まで運んでくれたし、64層でも……方法が極端だったけど、俺の役にたとうとした。
74層で
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