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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-8 74層攻略
Story8-13 鈍色の殺意と速さの代償
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「無理だな」
ヒュッ ヒュッ ヒュッ ガキン
「クソ! クソ! クソ!!! 何で当たらねぇんだ!!
こんなビーター野郎に!!」
「理由は簡単、4つだけだ。
1つは……血盟騎士団にいるという慢心だ。
1つは……俺の実力を把握出来てないことだろう。
お前よりは能力高いぞ
1つは……お前の剣は軽いんだ。意志が全くこもってない」
「うるせぇんだよ!!」
「最後の1つは………………俺の大切な人を傷つけたことだ!」
そこから、誰も目で捕らえることの出来ない、不可視の領域。
連二刀流スキル22連撃技〔ツインソード・トランズレイド〕
神速の二剣から放たれる流星のごとき剣撃がクラディールを襲う。
クラディールは一瞬たりともシャオンを見ることが出来ず、一撃も防げず、無惨に散った。
人殺し……と言いながら。
その後、アスナとキリトが麻痺から自然回復してシャオンの元にきた。
「シャオン、助かった。
お前が来なきゃ危なかったよ」
「そうね、お礼を言うわ。ありがとう。
でも、フローラは…………」
フローラは壊れたペンダントを見つめながらハイライトの消えた目から涙を流していた。
そんなフローラの横にシャオンが行く。
「…………ペンダント、貸して」
シャオンはペンダントを取ると、アイテムからリペアキットを取りだし、修復した。
「こういうときのためにこれを持ってきておいてよかった。
はい、これ」
フローラは差し出されたペンダントを見て、目に光を取り戻した。
「よかった…………私の宝物…………」
もう一度、首にかけると、シャオンに抱きつく。
「ありがとう……私の…………ヒーロー。
いつも迷惑かけてごめんね……」
「いいんだ。俺はフローラたちを助けられたから…………」
そこでSEEDがきれ、シャオンの体から力がすっと抜け、その場に倒れた。
「「「シャオン((君))!!」」」
残り3人の声がこだました。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
クラディールの事件から1日後、シャオンは50層アルゲードのエギルの店2Fで目覚めた。
「ん…………」
「シャオン君!」
「俺は…………どれくらい…………」
「ほぼ1日寝てたわよ、シャオン君」
「倒れたからびっくりしたぞ」
「悪いな、みんな」
「シャオン君…………」
「…………そろそろ話さないといけないか……
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