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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-8 74層攻略
Story8-12 シャオンvsヒースクリフ
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ね」
アスナはキリトの言葉にやや顔を赤らめたが、最後は少し寂しそうにして頷いた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
時間がたち、一人残ったシャオンはヒースクリフに質問していた。
「で、あんたの用というのは何?」
「私と手合わせ願いたい、ということだ」
「は?なんで?」
「キリト君と手合わせしたのだが、とても強かった」
「あー、あいつは強いよな。でも、あんたが勝ってキリトをKoBに入れたろ」
「そこで負けたキリト君はこう言っていたのだよ。『俺より強いプレイヤーがいる。
俺の知る中で最高の速さを誇るプレイヤー、そいつと手合わせしてみなよ』
私としては攻略組の実力を把握しておきたい。
ということで私と手合わせしてもらえるかな?シャオン君」
「そりゃ構わないけどさ、本気でいいんだよな?」
「構わない」
「じゃ、さっさと始めよう」
「いや、75層の闘技場で行う。ついてきたまえ」
「分かった」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
頭の中で昨日のキリトとヒースクリフの戦闘を再生しつつ、闘技場に着いたシャオン。
「うわー…………これもこれで嫌だな」
その観客席部分はがら空きだった。
シャオンは闘技場中央のヒースクリフの元へ向かった。
「待たせたな。始めようか」
「オプションは初撃決着モード、でいいかな?」
「構わない…………ひとっ走り付き合えよ、ヒースクリフ」
3、2、1
スタート。
SEED Mode-Accelerationをすぐに発動。
高速バトルへ持ち込んだ。
シャオンは連二刀流スキル突進技〔シューティングスター〕を放ち、ヒースクリフに攻撃した。
ガキン ガキン キィィィン
「恐ろしい速さだな」
「このスピードについてこられたのは始めてだよ、あんたが」
攻撃は防がれたものの、自分の間合いに持ち込んだシャオンはラッシュを開始する。
〔エクスパート・ドライバー〕〔アイソレイト・イグニッション〕〔フルアクセル・ストライクエンド〕〔フラッシング・ツインブレイド〕
間髪入れずに次々繰り出す。その間をヒースクリフは的確に突く。
「イグニッションドライブ!!」
さらに速度を上げていくシャオン。
それでも弾くヒースクリフ。
「ふむ
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