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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-8 74層攻略
Story8-7 連と撃の二刀流使い
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の声で目を覚ました。

「シャオン君、シャオン君!」

「ん……フローラ?」

「よかった、いきなり倒れたから……
死んじゃったらどうしようかと思った……」

「……悪い……んぐっ!」

「悪い、って言う前に回復してよ」

フローラに口にハイポーションを突っ込まれた。

「あなたはフローラの気持ちも考えてあげなさい!」

おまけにアスナに怒られてしまった。


そんなときクラインが助け舟をだしてくれた……多分。

「そういや、お前らあのスキルはなんなんだ?まずシャオンから自白しろ!」

「いや自白って……
連二刀流スキル。エクストラスキルだよ。
入手条件は分からない。
次にSEEDスキル。たぶん連二刀流スキル専用のスキル。
スピードをあげるスキル。普通のはAGI最大+75だけど、さっき使ったMode-AccelerationはAGI最大+150。代わりにVIT−30ダウン。

イグニッションドライブはVITを−50下げるかわりにSTRとAGIを+20。バトルヒーリングの速度4/5、回復力1.3倍」

ほっ…………神速剣は隠し通せた…………

「次、キリト」

「撃二刀流スキル。付属スキルはない」

「…………ところでフローラのあのスキルは?」

「エクストラスキル『剣舞』よ。
入手条件は分からないんだけどね」

「エクストラスキルと二つ名ピッタリだな」

「なるほど。妬みに気を付けろよ……

もはやシャオンはチートだな」

「ただ、大きなデメリットもあるんだ。

防御力の低下。最大で−50だからな」

「大変だな、お前も」

クラインはさて、という感じで両手を腰に当てた。

「オレたちはこのまま75層の転移門をアクティベートして行くけど、お前らはどうする?

今日の立役者だし、お前らがやるか?」

「いや、任せる。もうヘトヘトだからな」

「もう体動かないよ」

「そうか。気をつけて帰れよ」





そして、軍の連中のとこにいき、

「お前たち、本部まで戻れるか?」

クラインの言葉に1人が頷く。

「助けていただき、感謝します」

「よし、今日あったことを上にしっかり伝えるんだ。

二度とこういう無謀な真似をしないようにな」

「はい。あ、あの、有り難うございました」

「礼ならアイツらに言え」

クラインが此方に向けて親指を振る。

すると、軍のメンバーたちはよろよろと立ち上がり、座ったままの俺たちに深々と頭を下げた。

















軍のメンバーたちが帰った後、シャオンたちの目の前では信じられない光景が起こっていた。


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