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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-8 74層攻略
Story8-6 74層Boss戦
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ッツだった。
自分の身に起きたことが理解できていなかった。
そして、呟いた。
あり得ない、と。
その後、その体は神経を逆撫でするような効果音と共に無数の断片となって飛散した。
「くそぉぉぉぉぉぉ!!」
その音に触発されたようにシャオンはグリームアイズに向かっていく。
それを見たフローラ。
「だめ……だめよ……シャオン君……」
一筋涙を流すと、
「だめーーーーっ!!」
フローラの絶叫と共に3人は突風の如く駆け出した。
空中で抜いた各々の獲物と共にグリームアイズに突っ込んで行く。
「どうとでもなりやがれ!!」
とクラインたちが声を上げつつ追随してきた。
フローラたちの一撃は、不意を突く形で悪魔の背に命中した。
だが、HPはろくに減っていないようで、グリームアイズは怒りの叫びと共にフローラたちの方に向き直る。そして、猛烈なスピードでフローラに目掛けて斬馬刀を振り下ろした。
フローラは咄嗟にステップで避けるも、完全には避けきれず余波を受けて地面に倒れこんだ。
「フローラ!」
今度はシャオンの絶叫が響き渡る。
シャオンはグリームアイズに向かう足を切り替え、フローラの方向に向かった。
「考えなしに突っ込むな!!下がれ!」
叫ぶと、我に返ったフローラが後ろに下がった。
シャオンは追撃に備え、剣を構える。
普通のプレイヤーなら一撃で死ぬであろう圧倒的な剣の威力を剣でいなしながら、的確に攻撃を与えていく。
視界の端で、クラインの仲間たちが軍の生き残ったメンバーを部屋の外へ出そうとしているのを確認し、グリームアイズがそちらに行かないように、攻撃して注意を引いた。
キリトたちも攻撃を加えている。
が……
「ぐはっ!!」
「ぐっ!!」
とうとうグリームアイズの一撃がキリトとシャオンの体を捉えた。
HPバーがグイッと減少する。
元々、キリトやシャオンの装備とスキル構成は壁仕様ではないのだ。
このままではとても支えきれないだろう。
最早、残された選択筋はひとつだけ。
――もうこうなったら、ダメージディーラーのすべてを持って……
――やるしかないか、あれ。スピードアタッカーの真価、見せてやる
Story8-6 END
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