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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-8 74層攻略
Story8-6 74層Boss戦
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務である!」
と声を張り上げて告げた。
ここ1年、軍が積極的に攻略に乗り出したことはないだろー……この脳細胞カチコチそうなやつ……頭悪いのか?
と呆れて彼を見ているとクラインとアスナが意義を唱えようとした。
「ちょっと、あなたねぇ……」
「て、てめぇらなぁ……」
それをキリトが手を上げ制すと、
「どうせ街に戻ったら公開しようと思っていたデータだ、構わないさ」
「おいおい、そりゃあ人が良すぎるぜキリト」
「マップデータで商売する気はないよ」
そういってキリトはマッピングデータをトレードした。
「ボスにちょっかい出すつもりならやめておいたほうがいいぜ。生半可な人数でどうこうなる相手じゃないぜ」
キリトは一応忠告したが、
「それは私が判断することだ」
「見たところ、あんたの部下はみんな限界そうだ。
そんなので勝てるのか」
俺の言葉に引っかかったのか、コーバッツが声を荒げて言った。
「私の部下に軟弱者はいない!
おい!貴様らいつまで休んでやがる、さっさと立たんか!」
「あんたたちじゃせいぜいHPを1割削るので精一杯。
あんたみたいなのが指示したって所詮その程度なんだよ」
「な、なんだと?!貴様、軍の私を愚弄するか!」
ついにコーバッツが怒った。
「はっきり言ってやろうか。お前らのような雑魚じゃ何人束になっても勝ち目はない」
「き、貴様、もう一度言ってみろ!軍に逆らうだけでらなく、愚弄するとは!」
コーバッツの怒りはもはや頂点だった。
俺の怒りはその比ではなかったが。
「じゃあお前は! 部下が死んだときに責任を取れるのか!!? 死んだやつの生きてた証を! お前は残していけるのか!?
軍のプライド、変な期待、そんなもんどうだっていいんだよ!!
部下に変な期待かけて! 無理させて! それで死んだとき! 表面だけの悲しみしか出せないようなお前には責任なんてひとつもとれやしない!!
そんなやつが威張り散らして小隊のリーダーなんかやってんじゃねぇよ!!
ついでだ。もう一つ言っといてやる。
リーダーが仲間を引っ張ること自体は何もおかしくない。
でもな、お前みたいに勝手な期待かけて、部下に無理させて、自分の思い通りにしようなんて馬鹿げてる。
お前みたいな奴に、本当のリーダーは務まらない」
その言葉にコーバッツどころか、全員がたじろいだ。
が、コーバッツはすぐに部下を立たせてBoss部屋へと向かった。
「ったく、聞き分けの悪いリーダーだ……
あ、悪い。いつになく大声出しちゃったな」
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