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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-8 74層攻略
Story8-5 探索
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第3者side


シャオンたちは4人で迷宮区に来ていた。

4人というのは、シャオン、フローラ、キリト、アスナだ。









「あ〜〜〜疲れた。もう無理、歩けない」

「私も〜〜」

アスナとフローラはバテている。

「確かにきついよな、これは……」

「といってるわりには元気ね。それなら前衛はシャオン君にお願いしようかしら」

「うげっ…………マジ?」

「冗談よ」

「うん、そうでないと困る」

「ふふっ…………シャオン君かわいい」

「な、なんだよ、それ」

と、シャオンとフローラが会話していると

「二人とも、本当に仲がいいわね」

アスナが言い出してきた。

「あ……」

フローラの頬が紅に染まる。

「フローラってホント、ピュアよね」

「ううう……」

「ま、それはおいといて……お昼にしよ!」

アスナが話題を変えるようにいうと、お腹を空かせたキリトの目が輝いた。

そのときにフローラもバスケットをだした。

「キリト君これ!」

「シャオン君、これ、どうぞ」

アスナがキリトに、フローラはシャオンにお弁当を渡す。

「おう、サンキュー」

「うん」

「本当に仲がいいよねー」

「アスナのバカ……」

フローラは顔を真っ赤にして、そっぽを向いていた。

「なあ、二人のも食べさせてくれよ」

キリトは食事に夢中のようだ。

「もう!キリト君は食べることばっかし!」

「そういうと思ってさ、フローラが一応全員分作っておいたみたいなんだ。
アスナもどう?」

そういってシャオンは小さなバスケットを差し出した。




4人はちょっとした食事を楽しんだ。












◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆














シャオンside

食事の後、再びマッピングを始めた。

安全地帯から奥はモンスターのレベルが高いようで、進むのに結構苦労した。

そして、ボス部屋の前に着いた。

「どうする?開けてみるか?」

俺がそういうとキリトが頷いた。

「念のため転移結晶を用意しとけよ」

準備させ、俺はボスの扉を開けた。


ボボボという音ともに部屋に置かれた燭台に青い炎が灯っていく。



アスナはキリトに、フローラは俺の腕に抱きつき完全に怖がっている。




奥からズシンズシンと巨大な体のモンスターがあらわれた。


『The Gleameyes』

間違いない。このフロアーのボスだ。


名前に定冠詞がつくの
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