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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-8 74層攻略
Story8-3 度が過ぎる
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顔面蒼白になったクラディールは震える手でウインドウを呼び出すと、素早く操作した。
すると、シャオンの目の前にウインドウが現れた。
その内容は、クラディールから1vs1デュエルを申し込まれました。受諾しますか?
と言うメッセージ。
シャオンはそれを確認すると、アスナに視線を向けた。
アスナは無言で、それでも固く頷く。
「いいのか?ギルドで問題にならないか?」
小声で聞いたシャオンに同じく小さく、だが、きっぱりとした口調で答える。
「大丈夫。団長には私から報告する」
「任せたぜ、シャオン」
「言われなくても分かってる」
シャオンはそう返すとクラディールからのデュエルを受託。
ウインドウが『クラディールとの1vs1デュエルを受託しました』と変化し頭上に60秒のカウントダウンが開始された。
この数字が0になった瞬間、2人の間では街区でも保護が消滅し、勝敗が決するまで剣を打ち合うことになる。
クラディールは、アスナの首肯をどう解釈したのだろうか。
「ご覧ください!貴女方には私以外に護衛が勤まるものなどいない事を証明いたしますぞ!」
それは、狂気を押し殺したような表情だ。
その場にはシャオンとクラディールのみ。
それを確認したシャオンは愛剣エターナリィアクセルを引き抜く。
クラディールも芝居がかった仕草で腰から大振りの両手剣を引き抜いた。
Story8-3 END
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