暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
0883話
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ャドウミラーから出ている戦力はイザーク、スティング、アウルの3機それぞれにメギロート、イルメヤ、シャドウが1機ずつの合計3機がついている。
 つまりシャドウミラー側は12機だな。
 ……何でわざわざ全機種ずつにしたのか分からないが。
 普通は同じ機種で部隊を組むんじゃないのか?

「アクセルさん、あの虫のような機体は無人機なんですよね?」
「ああ。シャドウには量産型Wが乗っているが、メギロートとイルメヤの2つは無人機だな」
「アラビア半島防衛戦や鉄原ハイヴ攻略戦での映像を見る限りでは、とても無人機、コンピュータ制御であるとは思えない動きでしたけど」
「だろうな」

 一応この世界でも若干ながら戦術機を無人機として動かすという方法が無い訳でもない。だが、それはまだまだ動きが未熟であり、メギロートの戦闘用AIと比べると大きく性能が劣る。

「その辺も俺達シャドウミラーの技術があってこそだな。……お、動いたぞ」

 映像の中では、自分の部隊を引き連れたアウルが真っ直ぐにA-01連隊のいる方向へと向かって行き、スティングはそのフォローをするかのように少し離れた場所から移動している。
 ただし移動速度は地上を移動しているイルメヤに合わせているので、それ程早い速度ではない。……まぁ、それにしても全力で空を飛ぶのに比べたらって差でしかなく、実際には突撃級以上の速度だったりするけど。
 そんな風に一直線に向かってくるアウルの部隊へと、木々に隠れながら戦術機の突撃砲による一斉射撃が始まる。
 だが、アウルの部隊はそれを生えている木々を盾にしながら距離を縮めて、M950マシンガン、サークル・レーザー、ビームガトリング砲をそれぞれ放つ。
 ちなみに、当然の事ながら使われている弾丸は全てが模擬戦用のペイント弾だし、ビームを始めとした武器の出力も最低にまでおとされている。
 そんな風に木々を盾にしながら森の中での撃ち合いをやっているアウル達だが、実際には防御の方を重視しているのか自分に向けられる攻撃の多くを引きつけるかのように、わざと派手に撃ちまくっていた。
 そうして、自分に2個中隊24機程の攻撃が集中した頃……

「あら、残念」

 俺の隣で恭子がそう呟く。
 だが、俺もその意見には同意せざるを得なかった。
 本来であればアウルの方に攻撃を集中している2個中隊の横腹にスティングの部隊が攻撃を仕掛けるつもりだったのだろうが、それをあっさりと見破られて、逆にアウルと撃ち合っているのとは違う2個中隊24機に先制攻撃されて防御に回り、更にそのスティングの部隊を包囲するかのように左右と後ろに1個中隊ずつの合計3個中隊が回り込もうとしている。
 それを見ているだろうに、イザークが動く気配は無い。
 まぁ、今回の模擬戦に関してはスティング
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