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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-7 二人の優しさ
Story7-7 絶望の淵
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倒して現実に戻って、シャオン君が死んでたら……私も自殺しよう……
シャオン君が生きてて私がここで死んでも……君に嫌われてるなら……いいよ……
行こう、Bossのところへ……
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
第3者side
64層 迷宮区
フローラは完全に停止した思考で、迷宮区に来ていた。
――ここで死んでも……いい
いや……死ぬんだ
そこに響く2つの声。
「「フローラ!」」
「何で……来たの?」
2つの声の主、キリトとアスナはフローラの姿を見て驚愕する。
完全にハイライトの消えた目。
フローラの心の闇を示していた。
「シャオンがお前のこと心配して、メッセージを送ってくれたんだよ。
フレンドリストから何故かシャオンの名前は消えてるけど、あいつは絶対に生きてる!!
シャオンがそんな簡単に死ぬもんか!!」
「嘘で私を引き留めようとしないで……
例え生きてても……私のこと……嫌いなんだから……シャオン君は……」
「嘘じゃない!!
あいつは!フローラのことを一番……」
声を荒げるキリトを止めるように、アスナがキリトの肩を持つ。
「キリト君、私たちじゃ無理だよ……心の傷が深すぎる。
シャオン君本人が来ないと、フローラの心は……」
「あいつは何やってんだよ!!
どうなってもいいのか!!フローラが!!」
「キリト君!!落ち着いて!!
シャオン君はそんなに薄情じゃないの、君もよく知ってるでしょ!?」
「知ってるけど…………っ!!」
そうしている間にフローラはどこかに行っていた。
「!フローラは!?」
「早く追いかけよう!!」
二人はBoss部屋へと走っていった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
キリトたちがフローラを追いかけ始めて14分。
フローラはBoss部屋に着いていた。
両手で扉を開く。
『The Saber Scorpion』
フローラの戦闘が始まった。
両手と尻尾の剣を器用に弾きながら戦っている。
――なんで私は戦闘をしてるんだろう。
死に場所に選んだはずなのに……
その思考が一瞬の隙を生んだ。
尻尾の先の剣がフローラの胸元を切り裂いた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
強烈
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