暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-7 二人の優しさ
Story7-6 痛みと不安
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
シャオンside
ある日、俺は64層の迷宮区に来ていた。
マッピングはほとんど終わっていたのだが、Bossの情報とフェイトストライクの最終強化素材を取りに来ていた。
ウィンドワスプの群れを乱獲しているせいか、モンスターのPOP率が落ちていたがすでに素材が集まっていたので問題はなかった。
ただ、未だにBossの情報が少なかった。
そこで敏捷力が高い俺が情報収集をすることになったんだ。
そうこうしていると、Boss部屋の前に着いた。
重い扉を開けるとさそり型のBossが現れる。
『The Saber Scorpion』
左手の鋏はそのままだが、針が付いた尻尾、右手の鋏は長い剣になっており、ソードスキルを使用する可能性があった。
シャオンは攻撃をせず、SEED Mode-Accelerationの力で攻撃をひたすら避け続ける。
中にはいくつか体を掠める攻撃もあった。
……なんだ……この不快感は?
その疑問の答えを出せず、俺はその部屋から撤退した。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺がホームに戻ってきた時にはすでに日が暮れていた。
帰り道の屋台で買い食いしたので空腹ではないが、昼間のBoss戦での不快感に答えが出せなかった。
ピコーン
どうやらメッセージが届いたようだ。
アルゴからだった。
『シー坊、元気カ?
58層の特殊ダンジョンに64層Bossの情報があるみたいダ。
オレっちの代わりにちょっと調査してくれないカ?』
「うん、構わないかな」
俺がアルゴに即返信するとさらにメッセージが来た。
『フーちゃんに言わなくていいのカ?
今度のダンジョンは複雑で1日じゃ帰れないゾ?』
「……」
『構わない。あいつは1日ぐらいなら待てる。
一応キリトにも言っとく』
『ニャハハ、それなら心配ないナ。
もう情報はないから、後は頼んだゾ』
「苦労しそうだな……」
とりあえず、フローラにメッセージを送る。
すぐに返信が返ってきた。
『うん。すぐに帰ってきてね』
「すぐに、か」
俺はその日、明日に備えて早く寝た。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
次の日、朝に出発し、昼にそのダンジョンの前に来ていた。
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ