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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-7 二人の優しさ
Story7-4 かつてない危機
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ナティック・スターブラスト〕を放つ。
どうやらの暗闇ステータス異常つきで、視界を奪うことができた。
「まだだ!」
ストライクアクセルドラゴンが放つブレスを斬り裂き、
連二刀流スキル35連撃技〔ソードダンス・オーバースピード〕を加速しながらぶちこむ。
加速の度合いもあってか、異常なペースでHPを削る。
「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
パリーン
シャオンの剣が斬り裂いた。
クエストクリア。
「よし……あとは入り口まで戻るだけだ」
シャオンは結晶が使えず、HP減少のタイムリミットがあるなか、SEED Mode-Accelerationのままで移動しようとした。
すると、ストライクアクセルドラゴンのいた部屋の後ろに扉があった。
そこを開けると、地上までの階段らしきものと、その前にいる、10体の通常モンスター。
「ステータスに合うどころか、異常過ぎるだろ」
シャオンは連二刀流スキル広範囲単発技〔ラウンドサークル・スレッジ〕の連発で押しきり、追ってくるモンスターに背を向けて地上までの階段をかけ上がった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
シャオンが地上まで上がってきたころには、もう日が暮れていた。
シャオンはクエスト受諾した場所で報告し、報酬を受け取った。
「『加速の種子』手に入れた。帰ろう……
っ!?」
アイテム欄を見て驚愕するシャオン。
「……転移結晶が破壊されてる」
シャオンの手持ちの転移結晶は一つだけ。
その一つが、先ほどの噛みつきで砕かれていた。
さらに、精神的疲労が襲い……
「つっ……やばっ……視界が霞む……
こんなとこで……倒れるわけには……」
バタン
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
一方、フローラは1日経ってもホームに帰ってこないシャオンを心配し、探し回っていた。
まさか、あのシャオンがダンジョン攻略に1日以上かかっているとは思ってもいなかったのだ。
「シャオン君、どこにいるか知りませんか!?」
その言葉を最前線の層から1層ずつ下りながらいろんなプレイヤーに聞いている。
そして、48層。
リンダースのリズベットの店にまでおしかけた。
ガチャ バタン
「ちょっと!ノッ「リズ!シャオン君見なかった!?」
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