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英雄は誰がために立つ
Life5 吃驚箱
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教えたのも士郎君だからね」

 この爆弾発言にリアスは、もう何度目になるかわからない驚きをする。

 「!?#$%&‘$%&3!?!!?!!!」
 「ハハハハハ、これも驚いたかい?これについては私もいつの間にかにと言った感じなのだけれど、父上とも連絡先を交換し合っていたのさ。だが、彼は此方側の人間では無い。ではどうやって連絡先の交換をし合っていたのかと言うと、私や君に内緒で父上も母上もお忍びでこちらに来た事が有るそうだよ。その時に偶然に士郎君に邂逅したそうでね、この街やそれ以外の場所の観光案内もしたそうだよ。この流れで実は母上とも連絡先を交換していたらしくてね。私もこの事実を知った時は大層驚いたよ!何せ、此方の言葉で言えば寝耳に水だったからね!それでね―――――――――」

 そんな楽しげに語るサーゼクスの目の前に居るリアスは驚愕から一転、少しづつ笑顔になり笑っていた。背後に赤いオーラを纏わせて。

 「フフフフフ、士郎。私、貴方に初めて殺意を覚えてしまったわ♪もう士郎ったら、何時もはあんなにも紳士な貴方は何所へ行ったのかしら?それにお父様ったら、どうせ聞かれて良い事嫌なこと関係なく士郎に聞かせたのね♪士郎も士郎で、断固として拒否すればいいモノを。これはもう尋m―――――拷問して吐かせるしかないわね☆ウフフフフフ♪なんだか楽しく思えて来たわ☆今なら世界も輝いて見える☆★」

 そんな我らが部長様が満面の笑みで憤激に駆られている姿を見て、アーシアが泣きだす。

 「こ・・・・・・怖いですっっ!リアスさん、怖いですぅぅうううう!!!」
 「落ち着け、アーシア!部長はお前の事を怒っているんじゃなくてだなぁ・・・・・・」 

 そんな怯えるアーシアを一誠が何とか対応する一方で、祐斗と小猫も戦慄していた。

 「ゆ、祐斗先輩、ど、如何しましょう?」
 (小猫ちゃんも怯えている)
 「朱乃さん!如何したらいいんでしょう?」

 あまりの事態?に、困惑しながらも自分の手に負えない故に朱乃に助け?を求める祐斗。

 「こうなったら、もう静観するしかないですわ」
 「え!?」
 「あんなリアスを見たのは私も久しぶりでしてね、正直もう如何しようもありませんわ。しかし、如何考えても八つ当たりなのでしょうけど、此処は士郎君に生贄になってもらうしかありませんわね」

 そんな朱乃の言葉を聞いていたゼノヴィアも、困惑している。

 「このままでは士郎さんが危険だ!私が是が非でも止めなくては!しかし今の私はグレモリー眷族、果たして止めるべきなのだろうか?」

 と言った感じになっているオカルト研究部面々。

 そしてそんな混沌(カオス)な状況が繰り広げているのも拘わらず、サーゼクスは未だにぺらぺらと楽しそうに説明中。

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