やって来た依頼主
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お願いされたのならやり遂げるさ。何時でも何処でもそう言う生き方をしてきたんだからな」
「話は終わったかね?」
不意に扉が開く。
入ってきたのは親父と母さんだった。
「いや、そうじゃん。
親父はこの依頼受けないのかよ」
「残念ながら明日から私と円君は長期に渡る予定が入ってしまってね。
その依頼をこなすのは難しいと判断したのだよ」
ただめんどかっただけじゃないだろな?
「ふーん。
まぁ、余り根詰めすぎて倒れないようにな」
「あらあら拳ちゃん!心配してくれるの?かわいいー!」
「のわ!?やめろ恥ずかしい!」
抱きついてくる母さんを引き離しながらも俺は考える。
GGO。
優一が言っていた続編の中心となるゲーム名称。
記憶が曖昧でどんな内容かはあやふやらしいが、それでも情報を共有しない手はない。
俺は翌日真っ先に連絡しようと心に決めて、母さんを引き剥がすのに悪戦苦闘するのだった。
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