第十二話 上田大尉!!どうでもいいがホークスしっかりしろ!!その四
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「やっぱり次はですね」
「吹石一恵さんにします」
「スレンダーな様でいて巨乳」
「清楚な中にある色気」
「理想の年上のお姉さんですよ」
「あの人にします」
「その話ではないことは言っておく」
悪田部は煩悩全開の二人にまたしても冷静に返した。
「言っておくがな」
「?じゃあ何ですか?」
「DVDや写真集の話じゃなかったら」
「一体何ですか?」
「それなら」
「決まっている、次の相手のことだ」
悪田部が言うのはこのことについてだった。
「日帝衆のな」
「ああ、今度は空軍衆ですね」
「ローテーションだとそうなりますね」
「陸軍衆、海軍衆ときてですから」
「次は連中ですね」
「次の相手はだ」
その彼はというと。
「上田玄策大尉だ」
「ああ、何か下の名前出た人も暫くぶりですね」
「そういえば最近下の名前まで出ている人いなかったですね」
二人は相手の名前を聞いてこう言った。
「今気付きましたけれど」
「そうですよね」
「そうだな、確かにな」
悪田部も二人の言葉に頷く。
「ここ数話作者が日帝衆の軍人の下の名前を付け忘れていたからな」
「作者も今気付きましたしね」
「やっと」
「そうだ、それでその上田大尉も名前が決まったのだ」
目出度くだ、久しぶりの下の名前もある日帝衆側の登場人物になったのだ。一話で退場となるキャラだが本当に運がいい。
「そしてその彼とだ」
「勝負ですね」
「今度はその人と」
「既に勝負するジャンルも決まっている」
「あっ、何ですか今度は」
「それで」
「書道だ」
これで勝負が行われるというのだ。
「それだ」
「ううん、何ていいますか」
「今回はすぐにネタが出て来ましたね」
二人は書道と聞いてこう言った。
「最近そっちのネタ中々出なかったですけれど」
「今回はあっさり出ましたね」
「何ていうか本当に」
「スムーズにいっていますね」
「そういう時もある、あのいい加減な作者でもな」
それでもだというのだ。
「簡単に出る時がある、しかし君達書道は」
「はい、小学校の時にしていました」
「学校の授業で」
小学生なら誰でもする、そして書いたものを教室に飾る。小学校で昔からある風景だ。
「そうしていました」
「これでも書道好きだったんですよ」
「つまりその時から経験はないな」
「はい、全く」
「筆すら持ったことないです」
要するにこういうことだった。
「鉛筆とかシャーペンならありますけれど」
「毛筆の方は全然です」
「それで今回の相手はですか」
「書道家ですか」
「日帝衆随一の書道家だ」
その上田という者はというのだ。
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