一話
[1/3]
[1]次 最後 [2]次話
◇
「グランツェーレ都市学園」………将来的士官を育成するところで、今現在、模擬戦が行われていた
「俺、一機で片づけてやる!」
「私も行くのら〜」
「アサギ……タマキも」
「勝手に行かないでください!」
一機だけが突っ込んで行き後ろの三機が追いかけると敵はチームワークがよく四機に練習用のペイント弾を連射し四機にあたる。これに当たれば撃墜になる
「「「「撃墜されました……」」」」
遠距離の他の二機のパイロットは呆れてしまっている
◇
「そもそもお前が突っ込んだのが悪いんだろ?」
「なんだと!」
ピットに戻るやいなや、アサギ・トシカズとスルガ・アタルが喧嘩を始めてしまう
「や、やめれ〜!?」
「放っておきなさい。」
そして喧嘩を止めようとしている少女、イリエ・タマキと、二人を放っておくクギミヤ・ケイである。
「はぁ〜」
二人の喧嘩を呆れてみているマヤ・ヤマト。
そんな中で一人だけ、その光景を描いている人物がいた。
「マヤ、これどうかな!」
チーム一のヒーローマニア、ヒタチ・イズルはスケッチブックに描かれた
二人の喧嘩の場面をマヤに見せる。
「いや、どうといわれてもね………」
マヤは返答に困ってしまう。その時、
ペシンッ
と、鞭のような音が聞こえたかと思うと、背後に教官のスズカゼが鬼のような形相
で立っていた。それを見たチームラビッツは、サアーッと顔が青ざめる。
◇マヤ
私は食券を買い、受取口から食事を受け取る。
チームのみんなとはうまく付き合えていないところがあるから一人で食事しようとしたのですが
「マヤ〜一緒に食べようよ〜♪」
と、タマキが手を振ってくる。
「う、うん………」
仕方なく私は、タマキとケイのいるテーブルに移動する。
「どうしたの、元気無いわよ?」
「いえ……何でも無いです」
正直私、人と話すの大の苦手なんですよね。『ザンネンコミュ障』って言われる程に……
タマキはスピードはトップクラスなのだが、何度も男に告白しては
振られる、残念恋愛少女である。
「タマキ、よくさっき告白できたわね?」
「運命感じたんだもん!」
と、タマキはイカ塩辛の乗った特盛ごはんにがっつく。
「・・・でさ、その銃の手触りが、まるで君の肌のようなんだ。」
後ろではスルガが食堂の若い女性スタッフにミリタリーの解説をしていた。
スルガは遠距離系に優れているが、誰もがうざいと思うほど兵器の説明
をしまくる、残念ミリタリーオタクである。
「食べ終わったら、容器下げといてくださいね?」
・・・まあ相手にはされなかったが。
「・
[1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ