鈴仙の生活日記 7ページ目
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「くそ…一体どうすれば…」
「そうですね…もう一度人里に行きませんか?もしかしたら何かあるかも…」
「行っててくれないか?私はちょっと…後から行くから。」
「?? いいですけど……」
私は歩きだし人里へ向かった。
―――それから少しして
「もういいだろ?早く出てきなよ。」
魔理沙が呟く。すると草の陰から誰かが出てきた。
その影は高い下駄のような履物を履き手には団扇のような形状の何かを持って…スカートを身につけている…
間違いない…この影は……
「よく気づきましたねぇ…魔理沙さん。」
……文だ。
でも…今のこいつは文ではない…何かに操られているような…邪悪な何かが伝わって来るようだった。
「何しに来た…」
「いやだなぁ…わかっているんじゃないですか?魔理沙さん…貴女の『破壊』ですよ。」
魔理沙はゆっくりと戦闘態勢を取る。
私は文を倒すことが出来るのだろうか?
霊夢ならともかく…私はこうやって罪のない人や妖怪はあまり攻撃しない質だ。
しかし止めなければならない。コイツの本当の目的は…
「本当の目的は?」
「人里の破壊。寺子屋の先生の誘拐。」
やはりか…私は先に消されようとしているのか…
慧音の誘拐については、椛と同じ手を使い妹紅を…
やはりコイツはここで止めなければならない。
「恋符…『マスタースパーク』!!」
「いきなり切り札…か……!?」
前を向いて驚愕。マスタースパークによって見えなくなっていた…そう、死角から魔理沙が飛び出してきていた。
文は足払いを受け転ぶ。
「ちょっと寝てろ……!」
魔理沙がファイナルスパークを撃とうとしたその瞬間。
「魔理沙……さん……」
「…!?」
一瞬元の文が戻ったような気がした。
その魔理沙が手を止めた一瞬。
文は体制を整え、魔理沙の後ろに回り込み首を絞めた。
「ぁ……あ……や……」
「甘いですねぇ…この程度で不覚を取るなど…」
文は魔理沙の首を絞めたまま背中に超近距離で弾幕を放った…
首を離すと魔理沙はその場に力なく倒れた。
「ふぅ…」
文は魔理沙を抱え飛ぶ。
行き先は勿論人里だった。
〜その頃 鈴仙は…〜
「……やはりダメか…」
何も情報を得られずにただ里を歩いていた。
魔理沙を待ちながら情報収集を続けていた…魔理沙に何があったのか知らないまま。
そんなことを考えていると少し離れたところで爆発が起きた。
鈴仙は驚いたが、直ぐにその場に向かった。
(…くっ…夜弥さんか…!?でもなんで人里を…)
たどり着いた頃には家は灰とかしていた。だがけが人はいないようだ。
怪我を出
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