暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
インベーティング:虚ろな少年と覚悟を決めた王
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!」
「まぁまぁ……」
二人を離しながら、私はルインさんに言う。
「ごめんなさい、ルインさん。今は何もしない……する気に慣れないんです」
「……むぅ。仕方無い……」
ルインさんはしょぼくれると道を歩いていった。












明くる十の月二十二日は、秋一番の冷え込みとなった。
秋の風が好きだったライトと共に、私は外に出掛けていた。
「ん〜……良い風!そう思わない、ライト?」
ライトに言うが、相変わらず無言を貫いて居た。
「……ハァ。この時に出掛ければ起きてくるかなと思った自分が恥ずかしい……」
ライトに恩返しがしたい。
その一身で頑張って来ていたが、ここまで重症なのは予想していなかった。
「ハァ……帰ろうか、ライト」
そう言うと、ユリアが此方に駆けてきた。
「お姉様!!」
「どうしたの?」
息を荒くしながら、ユリアが言う。
「村が……レイグルの村が……!」
ユイリはそれを聞くと、ライトの車イスを押して駆けた。
帰路を走ると、その先に焔が立ち上るレイグルの村が。
「っ……!飛ばすよ、ライト!!」
足に力を込めて駆けると、入り口に入り、広場に入る。
そこには、憲兵とダークテリトリーのゴブリンが剣を打ち合って居た。
「っ!!止めなさい!!」
ライトのブレイバックルを腰に付け、ターンアップハンドルを引く。
『Turn Up』
オリハルコンエレメントを通り、ブレイドに変身すると、ゴブリンに蹴りを入れる。
「お姉様!!」
その後に、ユリアが龍騎となってゴブリンを撃つ。
「グギャアアアッ!!」
ゴブリンは吹き飛んで行き、憲兵は下がる。
「憲兵は市民の所に行ってください!お母様の指示を仰ぎなさい!!」
『り、了解!!』
憲兵は一斉に敬礼すると、走って退却していく。
「グルルルッ!白イウムを逃がすとは、貴様何者だ!!」
「仮面ライダーよ、覚えて「置いてよね!」え……?」
すると、車イスに座っていたライトが目の前に現れ、ゴブリンに蹴りを放った。
「え、ライト……?え?」
「残念。僕は、ライトじゃなくてロード……音楽好きの戦士だよ♪」
ロードはそう言うと、ベルトを取り出す。
それは、私が持つものとは違う物だった。
「さぁ、ダンスを始めようか♪ほら、一緒に♪」
「え、ええ!?」
私はベルトを外され、元に戻ると、オーズドライバーを訳も分からず着ける。
「さぁて、行くよ!覚悟は良いかい?」
「う、うん!」
すると、パネルを上げて、バイクの様な物を持つ。
私も、コアメダルを入れて、オースキャナーでスキャンする。
『シグナルバイク!ライダー!マッハァ!!』
『プテラ!トリケラ!ティラノ!プットッティラ〜ノザウル〜ス!!』
「レディ、スタート♪」
「変身!
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