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クロスアンジュ天使と竜の輪舞 ジャスト・ワンマンズ・ノーマ
第1話 あり得ないイレギュラー
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内容は、急加速に急上昇、そして急降下。他にも上下運動等々どうやらこのシミレートの意図は私にパラメイルの速さに慣れかせる、といったところの様です。
ですがまあ私は慣れているので意外と楽しく訓練できました。なぜ慣れていたかというと、先ほども申し上げたエアリアを私もやっていたからです。エアリアは女性がエアバイクに乗って行う球技です。もちろんアンジュリーゼ様も行っていらっしゃいました。ですが、この様に皇宮の王女も嗜む競技、もし大きな事故や暗殺が起きれば大問題になります。なので私たち執事や警備員がエアバイクに乗り、その問題に迅速に対応するそういうことを行っていたのでこういうのには慣れているのです。
その後、アンジュリーゼ様が何とかお戻りになり銃の狙撃訓練、岩崖登り等々の訓練を行いました。
「こいつも一体何者なのよ……」
〜sidジル〜
私は本日付で第一中隊に配属したザスティンの訓練で得た資料を見ていた。
「例のイレギュラーな新人のことですが、基礎体力、反射神経、反応速度、格闘対応能力、さらに戦術論の理解度どれもあのアンジュさんを遙かに上回っています」
「ほう、アンジュでも平均値を上回っていたのに優秀じゃあないか」
「ノーマの中ではですが」
私は監察官殿と敬礼を交わすと、とある場所に向かって歩いた。
「DNA鑑定結果により、ラグナメイルに操縦適正あり」
〜sidザスティン〜
「これは今日から貴方が生活する部屋の合鍵とお金、足りないものはそれで買いなさい。それから貴方が生活する部屋はあいつと同室だから、たぶん大丈夫でしょうけど問題起こしたら即処分が決まるからそのつもりで」
「ありがとうございます、サリア様。それで、あいつとは?」
「会えば分かるわ、それじゃあ色々とよろしくね」
サリア様はそう言って何処かに行ってしまいました。でも私はそれよりも大きな問題がありますが何でもチャレンジです!そんなわけで部屋の扉をノックをすると、「どうぞ…」という声がして中に入ると、
「失礼します。っな!」
「?な!な、な、な!」
「「アンジュリーゼ様!?(ザスティン!?)」」
そこに居たのはアンジュリーゼ様でした。扉越しから声を聞いた時もし貸したらとは思いましたが、まさか本人だとは思いませんでしたが。まあ冷静に考えればどうしてこんなことをアルゼナル側がしたかは何となくわかりますが…
「なぜ貴方がここに居るのです?」
「す、すみません!アンジュリーゼ様。実は先ほどサリア様がこれからはこの部屋で生活しろと言われた次第です」
「そう…」
アンジュリーゼ様はただそう言い承諾も拒絶もしませんでした。この部屋は片側ずつにロッカーとベットがありそして中央にはカーテンがあるだけでした。なので私は空いている片側
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