マブラヴ
0882話
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がメインで、他は量産型Wと無人機だがな」
「量産型W?」
ん? その辺の事は知らされていないのか? 夕呼辺りから聞かされているとばかり思っていたが。
チラリと夕呼の方へ視線を向けると、小さく肩を竦められる。
「……それはともかく、私としては出来ればシャドウミラーでも最強と呼ばれているアクセル代表と戦ってみたかったです」
「ほう」
いきなりの宣戦布告か。
だが、それを聞いて黙っていられない者も当然いる訳で……
「あのさぁ、幾ら何でも俺達を舐めすぎじゃない? そう簡単にアクセルと戦えるとか思ってるのかよ?」
アウルが目つきを鋭くして連城を睨み付ける。
だが、連城は少しも動じた様子も無く口を開く。
「別にシャドウミラーの方々を侮っている訳ではありません。ただ、アクセル代表相手にどこまでやれるかを試してみたかったのです。これも衛士の性とお取り下さい」
……へぇ、中々。
「そうだな、ならこうしようか。イザーク達の模擬戦でいいところを見せてくれたら俺が相手をしてやろう」
「アクセル!?」
反射的に俺の方を睨み付けるアウル。
「落ち着け。いいところを見せてくれたら、だ。それをさせたくないというのなら、お前が頑張って完全勝利を目指せばいいさ」
「……分かったよ」
ふて腐れた様子でそう呟いたアウルが、連城の方に鋭い視線を向ける。
「絶対お前達に何か負けてやらないからな!」
そう、宣戦布告の言葉を口にしながら。
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