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俺の名はシャルル・フェニックス
悪魔の駒と不死鳥
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んでおいた。

まぁ、かなり昔からの仲らしいので、悪魔だからって偏見がねぇのかもな。

それにしても、11歳の子供を他家に送り出していいのか、御両親。

普通は反対すると思うんだが……

星伽わけわからん。

まぁ、白雪だって小学校に通ってる身だから、ずっと俺達の方に暮らすわけじゃねぇからいいのかもしれねぇが。

それでも今から連れてくの冥界だぜ?

別の世界なんだぜ?

ちょっと友達の家に―とかじゃねぇんだぜ?

それでいいのか、御両親。


星伽家に呆れつつも、フェニックス家の別邸である我が家に帰ってきた。

そして恋と理子を転生悪魔にした。

理子は兵士の駒が3個必要だった。

神器(セイクリッド・ギア)を持っていない。

つまりは純粋な力のみで駒が3個も必要だったというのはかなり凄い。

そして恋だが、驚いたことに、戦車の駒を2個も必要とした。

駒価値10…………

流石一騎当千、鬼神の呂布。

俺も全力出さねぇと負けそうになるからなぁ……

最近、氣を覚えたらしく厄介さが以前よりも増したからなぁ……

俺が急降下攻撃を仕掛けようとしたときに黒歌は妖力と魔力の弾で恋は氣弾で対空砲火をしてきた時にはビビった。

他にも氣を込めた方天画戟は正直チビりそうになるくらいこえぇ。

とにかくこれで残りの駒は騎士が2つ、兵士が5つ。

しかも兵士の内の1つは変異の駒(ミューテーション・ピース)だ。

「んじゃ、白雪と恋と理子はちゃんと体慣らしとけよ?
悪魔になって諸々強化されてっからな」

恋はコクッといつものごとく頷いた。

「は、はい!」

緊張した趣で白雪は頷いた。

「うー!らじゃー!」

理子は気をつけの姿勢で両手でびびしっと敬礼って生でこれ見れるとは……

「余裕を持って1ヶ月。
1ヶ月後に婚約破棄のためにレーティングゲームがある」

真剣な表情で予てから推し進めていた計画を改めて伝える。

これは半年前から決められていたことだ。

親父様や相手側そして魔王であるサーゼクスさんも巻き込んでの計画。

リアスの家で面識を持ててよかった。

そうでなければすんなりとは決まらなかった。

俺はついてる。

「相手は俺を金の成る木としか思ってねぇ。
俺はそんな愛のねぇ結婚は嫌だ。
だから俺の我が儘に付き合わせて済まねぇ。
でも、俺に力を貸してくれ。
頼む」

眷属である4人に向かって頭を下げる。

俺がもし、純血でリアスのように純血を残すためという理由なら俺は受け入れてた。

フェニックス家のためであっても同様だ。

けれど、俺の足枷のためだけの、俺を飛ばせねぇためだけの婚約なんか
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