第3話 ガイアメモリ
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!借りを返しに来た」
そうバロンは言った。
「えっ!そうなの?」
僕はバロンに聞いた。
「ああ!」
バロンはバナスピアを片手に持ちながら言った。
「んじゃ!よろしくね!」
僕はそう言ってドーパントに攻撃を仕掛けた。
「ふ!」
バロンはバナスピアでドーパントの右腕を攻撃した。
「うらぁ!」
僕は回し蹴りでドーパントの頭を蹴った。
「っく!」
ドーパントは片手の剣で攻撃を仕掛けてきた。
僕はライドブッカーで攻撃を防いでそのままカードを取り出した。
[ファイナルアタックライド…ディ、ディ、ディ、ディケイド!]
僕の前に十枚のエネルギーの四角物が出てきた。
僕はそれをジャンプしてプロトディメンションキックをドーパントに打ち込んだ。
「ぐあああ!」
ドーパントは爆発してメモリが破壊された。
「メモリブレイクってやつだな」
そう言って僕はガイアメモリを片手に持ちながらそれを警備員に投げて渡した。
〜その日の夜〜
僕は家に帰って夜のニュースを見ていた。
「今日の昼に第10学区で火災がありました!そこの研究所で子供が10人以上が亡くなりました!その研究所では何を研究していたかは不明です」
そうニュースは言った。
僕はその場所を見て思い出した。
僕が目覚めた研究施設だった事を。
それを見て僕は気づいた。
あそこに居た子供達が死んだんだと。
僕は涙が流れていた。
「司くんどうしたの?」
舞さんは僕に聞いてきた。
「さっきのニュース僕が記憶を失って目が覚めた場所でした」
そう僕は言った。
「えっ!」
舞さんは僕を見て少し驚いていた。
「僕があの子達を見捨てて逃げ出したんです」
そう僕は言った。
「司くんはなにも悪くないよ」
そう舞さんは僕に抱きついた。
「えっ?」
僕は舞さんをじっと見た。
「司くんはなにも悪くないよだから君は前を見て生きよう」
そう舞さんは言った。
「前を見て…」
僕はそう呟いて手を見た。
守るために。
僕は自分に決心がついた。
「姉さんありがとう」
僕はそう姉さんに言った。
「司くん」
姉さんは僕の頭を撫でた。
「僕達は姉弟だからこれからは姉さんって呼ぶね」
そう僕は言った。
「司くん」
姉さんは嬉しそうな顔をしていた。
その日僕は神風司という名前でこの学園都市の住人になった。
続く
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