第六十一話 古代の聖竜
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
達を巻き込まないため、チビモンを抱えて、外に出る。
ファントモン[逃がさんぞ!!]
ファントモンがフェイトとチビモンを追い掛ける。
ファントモン[何処に行った?]
村から大分離れた森。
ファントモンが向こうを向いた瞬間、熱線がファントモンに迫る。
ファントモンは熱線を大鎌で弾いた。
フェイト「くっ!!」
奇襲が失敗したことにフェイトは悔しそうにファントモンを見る。
ファントモン[奇襲か…中々やってくれるではないか…ソウルチョッパー!!]
ブイドラモン[っ!!]
斬撃がブイドラモンの身体に浅い傷を付けていく。
フェイト「ブイドラモン!!」
ブイドラモン[カッターシュート!!]
反撃を繰り出すが、ファントモンにはたやすくかわされた。
ブイドラモンは必死に間合いを取ろうとする。
フェイトは戦いを見守りながらD-3を握り締めた。
フェイト「っ…どうして光らないの…!?」
ブイドラモン[フェイト、そんなこと言わないで。私はフェイトがいてくれるだけで、どこまでも行ける]
フェイト「ブイドラモン…」
ブイドラモン[今、私とフェイトがここにいる。それで、どれだけ凄いことか分かるでしょ?頑張ろう、フェイト。皆を私達が守るんだ]
フェイト「うん」
ブイドラモンはフェイトを肩に乗せると一気に走る。
ファントモンもブイドラモンとフェイトを追い掛ける。
森の中を走り回り、ファントモンから距離を取ると再び熱線を放つ。
ブイドラモン[ブイブレスアロー!!]
熱線は、ファントモンの大鎌に弾かれたが、その隙に再び距離を取る。
フェイト「ブイドラモン、大丈夫?」
ブイドラモン[大丈夫、まだまだやれる]
強気な眼差しにほっと胸を撫で下ろしつつ、フェイトはブイドラモンに疲労の色が見え始めたのに気付いていた。
フェイト「(何とか…何とかしないと…)」
焦り始めるフェイト。
ファントモンは執拗に追い掛けてくる。
ブイドラモン[焦らないで]
フェイト「え?」
ブイドラモン[諦めないでフェイト。私を信じて、フェイトが望むなら私はどんな最悪な運命にだって抗ってみせる]
フェイト「ブイドラモン…」
パートナーの頼もしい言葉にフェイトは胸が熱くなるのを感じた。
同時にD-3に微かに…本当に微かだが金色の光を発していた。
ファントモンはその微かな光に反応し、フェイト達に突進した。
ブイドラモン[うわっ!?]
フェイト「きゃあっ!!」
勢いよく吹き飛ばされる2人。
ファントモンは倒れてい
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ