第六十一話 古代の聖竜
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大輔、タケル「「あ」」
偶然ばったり会ってしまった大輔達。
大輔「何でお前らとは行く先々で会うんだろうな…」
溜め息を吐きながら言う大輔にフェイトは苦笑する。
賢「コホン。えっと、君達は何をしにこの村に?」
京「えっと、復興作業用の資材を取りに来たの」
はやて「ああ、それならうちらと用件は同じやな。どうせなら一緒に行くのはどうや?」
ヒカリ「え?でも…」
大輔「構わねえよ。資材を取りに行くだけならすぐ終わるだろうからな」
興味なさ気に言う大輔に京は頷いた。
京「じゃあ、ちょっとの間だけ」
村に入ろうとした時、バケモンの大群が襲い掛かってきた。
京「ぎゃああああ!!?」
大輔「…せい!!」
ブイモン[ブイモンヘッド!!]
バケモンを蹴り飛ばし、ブイモンが必殺の頭突きをお見舞いする。
ヒカリ「な、何!!?」
はやて「ダークタワーデジモン!!?」
ブイモン[いや、一撃入れたけどダークタワーデジモンのような感じがしない]
賢「多分、村の資材を狙ってる盗賊か何かだろう」
伊織「盗賊!!?」
大輔「全く、何で一々厄介事に巻き込まれるんだか…」
フェイト「大輔、愚痴っても仕方ないよ。侵入しようにも守りが固すぎるね」
ギルモン[なら、変装して侵入すっぞ!!]
ワームモン[そのアイディア頂き!!]
賢「…何とかしてみよう」
大輔「んで、何とかした結果がこれか?」
大輔が取り出したのは、バケモンの顔が描かれた布。
チビモン[バケモンだぞ〜。うらめしや〜。]
フェイト「随分可愛いお化けだね♪」
ブイモン[…………っ]
はやて「あ、何かにストライクしたみたいやな?」
賢「悶えるのを必死になって堪えてるね」
胸を押さえて小刻みに震えているブイモンにはやてと賢は苦笑している。
タケル「ところで…」
バケモンスーツを着たタケルはチラリと伊織を見遣る。
伊織「大輔さん、そろそろ行きませんか?」
大輔「ああ、じゃあ行くか」
伊織「行くわけないでしょう!!!!」
はやて、フェイト「「?」」
伊織「いい加減ツッコんで下さいよ!!何で僕だけ継ぎ接ぎだらけで穴が空いてる手抜き感漂う変装なんですか!!」
大輔「え?お前伊織なの?全然気がつかなかったよ」
賢「うん、話し掛けられるまで存在自体に気付かなかったよ」
はやて「大丈夫や、そのままでも充分イケるでイオリモン君」
タケル「(酷い…)」
京「イ、イオリモン…あーっはっはっはっは!!!!」
わざとらしく言う大輔達。
タケルは伊織に同情し、京ははやての“イオリモン”発言がツボに入ったのか爆笑。
伊織「イオリモンって何ですか!?イオリモンの時点
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