第3章 新たなる好敵手
第11話 運命の邂逅
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に先導されて、デュエルの舞台となる場所へ移動した。
◇◆◇◆◇◆◇
燈輝の言葉通り、到着した場所はかなり開けた場所で、デュエルをするには十分すぎるほどの空間だった。
お互いに距離を取ってから、両者は高らかにデュエル開始の意思表示をする。
「「デュエル!!」」
「先攻は譲ろう。遠慮なく来てくれ」
「んじゃ、お言葉に甘えて行くぜ!俺はモンスターを1体守備表示で召喚!更にリバースカードを2枚セットして、ターンエンドだ!」
「では俺のターン、ドロー!」
燈輝は6枚の手札を確認してから、すぐに行動を開始する。
「俺は《霊獣使いの長老》を召喚する!」
若草色の衣を身にまとう長い白髪を結った老人が、フィールドに姿を現す。
《霊獣使いの長老》
☆☆ 風属性
ATK/200 DEF/1000
【サイキック族・効果】
自分は《霊獣使いの長老》を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
@:このカードが召喚に成功したターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに『霊獣』モンスター1体を召喚できる。
「《霊獣使いの長老》を召喚したターン、自分はもう1度、『霊獣』と名のつくモンスターを召喚できる。俺は手札から、《精霊獣 カンナホーク》を召喚!」
《霊獣使いの長老》の隣に、微弱な電流を身にまとった鷹のモンスターが現れた。
《精霊獣 カンナホーク》
☆☆☆☆ 風属性
ATK/1400 DEF/600
【雷族・効果】
自分は《精霊獣 カンナホーク》を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
@:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから『霊獣』カード1枚を除外する。
発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。
「ここで、カンナホークの効果を発動する。1ターンに1度、デッキから『霊獣』と名のつくカードをゲームから除外し、発動後、2回目のスタンバイフェイズに、自分の手札に加える事ができる。この効果で、俺はデッキから《精霊獣 アペライオ》を除外する!」
カンナホークが高く咆哮すると同時に、まるで炎のような鬣と尻尾を持ったライオンのようなモンスターが、燈輝の背後に姿を現す。
《精霊獣 アペライオ》は目を閉じたまま燈輝の後ろで姿勢を低くしており、戦闘体勢を取る気配はなかった。
「そして俺は、《霊獣使いの長老》と《精霊獣 カンナホーク》を除外して、《聖霊獣騎(せいれいじ
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