掃除屋が射抜く! 3
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近づいて行く。
「残念ですね…貴方のような有能な軍人が陛下を裏切るとは…私は悲しくて仕方がない…」
「オネスト!!貴様が俺の故郷を焼き払い、陛下を惑わすことがなければこんなことには…!」
怒りと憎しみが入れ混じった瞳でそれを宴のように楽しむオネスト大臣を睨むことしかできないでいたショーン大佐は惨めさを感じたのか涙腺から一筋の涙を流した。
「ムフフフ、何があって陛下を裏切ったかと思えば…『そんなこと』ですか…」
「そんなこと…だと!!」
「ええ、そんなことですよ。貴方の故郷は伝染病に侵されていたのです。このままでは帝都にまで被害が及んでしまう…そうなればこの国はどうかすることも出来なくなる…ですから…尊い犠牲となってもらったのですよ、ショーン大佐。」
オネスト大臣はハンカチを持ってオイオイと泣いているように見せていたが口元はニヤリと笑っていた。
下からその表情を見ていたショーン大佐は警備兵を振り払おうと暴れたが警備兵もだてにしていないと暴れるショーン大佐をがっちりと取り押さえ牢へと向かう。
「くそ!放せ!放せ!俺は故郷のために!そしてこの国のためにあの怪物をおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
そして王間は閉じた。
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