Interview13 アイリス・インフェルノ
「コドモ扱いしないでーっ」
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」
「いい子ね」
下から頭を撫でられた。ラバースーツ越しの掌を、とても温かく感じた。
「ルドガー、コドモみたい」
「あら、ごめんなさい」
イリスはルドガーの頭から手を引くと、今度はエルの頭を帽子の上から撫でた。
「コドモ扱いしないでーっ」
「ふふふ。可愛い子」
ルドガーがしゃがむと、イリスはエルを撫でていた手と反対の手をルドガーに伸べた。イリスはルドガーとエルの両方を緩やかに抱き寄せた。
「可愛い可愛い、ミラさまの子どもたち。こうしてそばにいられる。何て、幸せ」
それが本当にやわらかい声だったから、不覚にも胸に熱いものが込み上げた。
ルドガーはごまかすように、小さく俯いた。
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