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フリージング 新訳
第13話 Tempest Turn 4
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皆さん。一話空けてのこんにちは。の方もこんばんはの方も、主人公のアオイ・カズトですよ。

……誰に言ってんだろ。やめよう。見てる人いなかったら悲しすぎる。

そんなことは置いといて、今の話だ。
あの後、サテライザー先輩の言葉に少しショックを受けながら、歩いていると電話が鳴ったのだ。相手は非通知。

「もしもし?」
『やっはろー!元気してた少年!女神様だよー??』
「………おかけになった電話番号は現在使われておりません。」
『いやもしもしって言ったよね!』
「何の用だ……痴女神。」

電話の相手は、俺をこの世界にダーツの旅で送り込んだ迷惑女こと、女神様だ。
彼女は、カズハが死んでから定期的に連絡をよこすようになった。

『いやいや、もうそろそろ、サテライザーちゃんが7位の子に喧嘩ふっかけに行くよ。』
「はぁ?そんなわけあるか、サテライザー先輩にはきちんと忠告を……」

したんだと、言おうとした時だ。
三年生の女子寮の方で、爆発音が鳴り響いた。

「…………え、マジで?」
『ね、言ったっしょ?』

本当にあの先輩、人の言うこと聞かないな??悲しくなってきたよ??

「教えてくれてありがとう。行ってくる。」
『お、ちょっと待たれよ少年!』

痴女神に耳元で叫ばれ、思わず足を止める。

「なんだよ……」

『いやね。一種の忠告をね。
『そろそろ、君の周りに数多くの災難や、悲劇が訪れるだろう。
『でも、恐れることはない。
『貴方は、それを乗り越えることができるのだから。』

何時もとは違う、真面目な声音。
その綺麗な声に、不覚にもどきりとしてしまった。

「つ、つまりどうゆうことだよ……」
『転成者は君だけじゃないから気をつけてねって話!』
「それを先に言えって切りやがった!」

大事なことだよな!転成者は俺以外にいるって、結構なものだよな!敵になるかもなんだからな??

聞きたくても、かけ直せない。
初めてかかってきたときに、掛け直したらケータイが破壊されてカズハ姉さんにメチャクチャ怒られた……

俺以外の転成者。敵にならないのなら、別に気にすることはない。
だが、もし敵になるのなら、その時は戦争だ。今の俺と学園7位の先輩の様に。

「通りすがりの化け物だ。覚えておけ。」

某バーコードライダーのように言ってみたが、元ネタ知らない人に言っても悲しいだけだ。

「貴様…ふざけているのか?」

怒られた……気にするな。挽回しよう。

「ふざけてませんよ。大真面目です。」

グラディウスの剣先を7位の先輩に向ける。
だが、意識は背後のサテライザー先輩に向けている。

「大丈夫ですか…って、愚問ですね、は
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