二人の翡翠とドチート
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『選手、前へ!』
その声と共に四人が現れる。
『まぁ、当然ながら制約。レイトは自保有スキルのみ使用可能。コピーも無し。タツは創造は使用禁止』
「対してリスクが無いな」
「そうだね」
意外に二人は余裕だった。
「さて、思いっきり行こうか」
「……」
そして、アイスとマハナはいつも通りだった。
3
2
1
ファイト!!
「先に行く。〈アイスドラグーン〉」
先手はレイト。氷の竜が二人を襲う。
「氷使いに氷は効かないよ?」
アイスが氷の障壁で無効化すると、マハナが神速でレイトの懐にはいる。
「〈ソニックランス〉」
神速の五連突きが放たれ、レイトのHPが二割減る。
「予想はしていたが、実際に受けるのとは訳が違うな」
「ハッ!」
レイトが下がるとタツが前に出て、太刀を振るう。
マハナはそれを避ける
れ伏して泣いた。が、光の刃がマハナを吹き飛ばす。
「くっ……」
「流石レイト。この調子で行くよ」
「ああ。あの二人もやられた事だしな」
すると、レイトがネタカを取り出す。
「持っていても不必要だからな。喰らっておけ、「亜空穴」」
途端、レイトが消え、アイスの頭上に現れ、飛び蹴りを放つ。
「くっ……」
氷の障壁を出し、それを防ごうとするが、
「甘い」
「ハァッ!!」
タツがそれに光の刃を放って壊す。
「グアッ!」
二人の連携が決まり、アイスのHPは八割を切る。
「〈焔竜双爪〉」
二体の竜が現れ、アイスとマハナを強襲する。
「くっ!」
「はっ!」
アイスとマハナは同時に回避すると、レイトに接近する。
「〈クリスタライト・スティリング〉」
「〈ジ・アビス〉」
「甘い〈フレアエクスプロージョン〉」
レイトが言うと、アイス、マハナ、タツを巻き込んだ大爆発が起きた。
「どうだ」
「ナイスだよ、レイト」
タツは闇の帯で守られ、レイトは飄々と立って、先にいる二人を見る。
「〈イニジオ・ハイルロード〉!」
「だから甘いといっている」
アイスが無差別に周囲を凍らせるが、レイトが太陽が如き焔で溶かす。
「なっ!?」
「ハッ!」
マハナが神速でレイトに接近すると、
「見えてるよ」
タツが言い、闇と光の刃を放って、マハナのHPを吹き飛ばした。
「くっ……」
「これ以上は無駄だぞ、氷の鬼人」
レイトが赤、青、緑の竜を出す。
「…っ!まだっ!」
すると、アイスがネタカを取り出す。
「凍符「コールドディヴィニティー」!」
「「だから甘い(って)」」
大量のアイシクルフォールと小さな氷柱弾がレイト・タツに放たれたが、二人の同時攻撃がそれをぶっ壊した。…え?
「……え?」
「〈フレアブリザード〉」
レイトが言うと、二体の竜が螺旋を描きながら、アイスに突進する。
「うわっ!」
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