二十五章
全兵達の夜叉化による聖なる儀式
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『はっ!』
台の上に置いた事で、これより輪廻転生システムにアクセスしてから人間から夜叉にする手続きを行う事となった。輪っかに一冊一冊通す事で情報をスキャンする間に、外が心配だがルフェイとゲオルグが張っているから問題はなかろう。血で書かれた魂を読み込む事で海津城にいる足軽や館内にいる足軽とここにいる組頭や足軽大将の情報もスキャンした事で先ほど人間だったのが夜叉へと変化した。あとは人間コーティングをする事となったが、外が随分とやかましいな。
『創造神様。外にいる人間達が全力を持って守護結界を破壊しようとしています』
『お兄ちゃんどうしよう』
『問題はないが、そうだな。我の剣であるならば、久遠達の攻撃を弾いてみよ。外にいる夜叉達は人間を怪我させない程度に攻撃をしろと言っておけ』
『承りました創造神様』
「今のところ僕とルフェイの結界は壊される様子は無さそうだ」
「私達魔法使いが、守護結界を壊されると居る意味がありません。ですが、問題はなさそうですよゲオルグ」
そう言っていると外では、膨大な氣を愛用の武器・金剛罰斧を巨大化させて鳥居周辺の壁を破壊しようとする壬月に、ライザーソードのような勢いでやる強力な一撃を放つ刎頸二十七宿をぶつける小夜叉、一葉の三千世界、市の徒手空拳、久遠と葵はどこか弱点がないか見ている。小波は集中して妙見菩薩掌を繰り出して、神殿真上に向かって放つ。美空は現在護法五神を使役しているのは一真なので、なぜそちらにいるのかを追求しているので目を閉じて帝釈や毘沙門に聞く。光璃は甲斐源氏の霊体を呼び出す「風林火山」を使おうとしても美空と同じく呼び出せない状況となった。
「はあはあはあはあ、オレ達のお家流でも傷付かない何てとんでもない鉄壁のようだぜ」
「余も同じくじゃ。三千世界で呼び出した剣や槍、斧を大量に呼び出してこの様とはのう、幽よ。何とかならんのか?」
「それがしは久遠殿や葵殿と一緒に見ていましたが、どこにも隙はありませぬ。頑丈な防御力を持つ事以外は分からぬ次第」
「もう気は練れん、相当固いようだ」
「それに帝釈や毘沙門は、こちらから呼びかけても応答無しだし。光璃のお家流も使えないから、私達はどうする事も出来ないわ」
『何やら外が騒がしいと思いましたら貴女達でしたか。この聖なる聖域である神殿に何用で来られたのでしょうか?』
そう言った帝釈天の合図と共に久遠達は大量の夜叉に囲まれてしまった。武器を地面に捨てろと言うので、従った。そうしないと天空神様からの雷光が貴方達ごと滅殺しますと言ったからである。空はさっきまで雲一つなかったのに、今は雷雲があるくらいであったからだ。神殿内では最後の作業を執り行っていたが、夜叉化から一時だけの人
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